■クルマがもたらす新たな体験価値を提案する2モデルが登場
トヨタは2023年10月16日、第1回「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー:JMS2023)」(一般公開:10月28日から11月5日)において世界初公開する予定のコンセプトカー2モデル、「FT-3e」と「FT-Se」のデザインを一部公開しました。
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1954年より全46回にわたって開催されてきた自動車の見本市「東京モーターショー」が、装いも新たにジャパンモビリティショー2023(以下、JMS2023)に生まれ変わります。
会期は2023年10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日から)で、東京ビッグサイト(東京都江東区)を中心に開催されるJMS2023は、自動車業界の枠を超えて、他産業やスタートアップ企業なども参画し、東京モーターショーを上回る400社以上が出展・参加する予定です。
そんなJMS2023の開催を目前に控え、トヨタはJMS2023に出展するバッテリーEV(BEV:電気自動車)のコンセプトカーとして、SUVタイプのコンセプトモデル「FT-3e(エフティー スリーイー)」と、スポーツタイプのコンセプトモデル「FT-Se(エフティー エスイー)」2モデルのデザインを一部公開しました。
トヨタではこの2モデルを通じて、電動化や知能化で変わるクルマの未来と、クルマがもたらす新たな体験価値を提案すると説明します。
FT-3eは、SUVタイプの次世代BEVコンセプトモデルです。
革新技術による新たなドライビング体験と一人ひとりに寄り添うサービスを通じて、お客様の日々の生活を豊かに彩るモデルだとし、車内外のデータやエネルギーの移動媒体として社会とつながることで、カーボンニュートラルの実現や、より良い社会づくりにも貢献するといいます。
外観デザインは、立体を構成する面や線を極力シンプルにしながら、先進感と美しさを両立したエクステリアデザインを追求。
サイドボディの下部からドア上部に沿ってデジタルサイネージを配置し、ドライバーがクルマに近づくと、バッテリー残量や車内温度、車内の空気の質などを表示する仕組みを取り入れました。
もうひとつのFT-Seは、高性能スポーツBEVコンセプトモデルです。
TOYOTA GAZOO Racing(トヨタガズーレーシング)が取り組む「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の思想のもと、カーボンニュートラル時代におけるスポーツカーの選択肢の一つとして提案されます。
主なコンポーネントを前出のFT-3eと共有しながら、操縦安定性や空力性能をさらに追求し、ソフトウェアアップデートにより、ドライバーと共に育っていくクルマを目指したものです。
外観デザインは、ワイド&ローのプロポーションに加え、先進的な印象をもたらすワンフォームシルエットの採用により、空気抵抗を低減させています。
内装デザインでは、直感的な操作を可能とする次世代コックピットを採用し、運転への一層の没入感を提供。
インパネ上部を低く構えることで、高い視認性を確保するとともに、走行時のG(重力加速度)から身体を保持するために、新意匠のニーパッドを採用しています。
トヨタは今回の2モデルについて次のように説明します。
「将来、モビリティは物理的な移動の道具としてだけではなく、お客様一人ひとりの価値観に寄り添う、生活のパートナーになっていくと考えています。
BEVならではの高い操作レスポンスや心を揺さぶるデザインに加え、自分色に乗り味をカスタマイズできる嬉しさや、クルマの中にいながら、街の情報をストレスなく検索できる便利機能などによって、クルマはお客様の唯一無二の愛車として進化していきます」
なおFT-3eとFT-Seの実車は10月25日、JMS2023の一般公開に先立ち実施される報道向け発表の場で世界初公開される予定です。
※ ※ ※
JMS2023トヨタブースの出展テーマは「クルマの未来を変えていこう-Find Your Future」。
音楽やダンスなど、会場全体で作るステージ演出のほか、モビリティを好みの仕様にカスタマイズできる体験や、誰でも手元でクルマの運転操作のすべてが可能なレースゲームなどのコンテンツで、未来のモビリティ社会の生活を体験できる仕掛けが用意されます。
また車両展示では、9月6日に世界初公開された新型「センチュリー」をはじめ、新型「クラウン」シリーズなどに加え、未来のコンセプトモデルも複数展示するほか、月面を走るバギーとのフォトスポットなども用意される予定です。
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みんなのコメント
そもそもクルマが全てEVになってもホントに地球温暖化がなくなるとは思えない。
今見えてる所だけで言うと意図の分からないガチャガチャした線でカッコ悪そうです。