2025年9月、スズキが「10年先を見据えた技術戦略2025」を発表した。2月にも新中期経営計画を発表しているが、頻繁に情報発信する様子を見ると、スズキの元気さを感じられるようで嬉しくなる。スズキが思い描く「10年先」とは!?
※本稿は2025年9月のものです
【画像ギャラリー】10年先は明るいぞ!! スズキ初の量産BEV・スズキ eビターラとスズキが目指す10年後(16枚)
文:ベストカー編集部/写真:スズキ
初出:『ベストカー』2025年10月26日号
スズキの「未来予想図」が面白すぎる!
●スズキの“技術戦略2025”
・「現場・現物・現実」に「原理・原則」をプラス
・次世代アルトは100kg軽量化(または120kg!?)
・軽カー用マイルドHEVシステム開発順調
・2030年、初のオリジナルPHEVモデル登場
・2026年以降、軽&小型BEV続々リリース
・クルマから出るCO2を吸い取る技術を開発中
・もちろん、「操る楽しさ」もさらに向上させる
トランプ関税の無茶振り、中華EVの勢いと中国市場での販売不振、日産の大リストラなど明るい話題が少ない最近の日本の自動車業界だが、スズキだけは別。現状や目標を積極的に発信し、存在感を向上させている。
そんなスズキが2025年2月の新中期経営計画に続き、9月には「10年先を見据えた技術戦略2025」を発表。この矢継ぎ早な情報発信が元気なイメージを生み出すのだろう。他メーカーも見習ってほしいものだ。
その技術戦略の詳しい内容は、『ベストカー』2025年10月26日号134~135ページの中西孝樹氏の人気連載『一流分析』で解説しているのでそちらを見ていただくとして、こちらでは、編集担当が特に気になった内容を紹介していく。
まず、行動理念の話。スズキには「小少軽短美」と並んで「現場・現物・現実(3現主義)」という行動理念があるが、そこに「原理・原則」が追加されたという。
原理という自然の摂理に近づき、原則としてアップデートするというもので、「机上の空論」を徹底的に排除するというスズキの信念を強化するもの。もの凄くスズキらしい話だと思う。
続いて軽量化。2024年秋に軽自動車の100kg軽量化(Sライト)を目標に掲げたが、現時点でマイナス80kg(部品の軽量化で50kg、構造進化で20kg、仕様見直しで10kg)まで見通しがついているのだという。
1998年の3代目アルト(旧軽規格)よりも100kg軽くするという相当ハードルの高い目標だが、早くも見通しがついているというスピード感が素晴らしい。
「それなら120kgに目標を上げる?」と鈴木俊宏社長に(わりとマジに)言われ、技術担当者、アセるというシーンもあった。2030年の実用化を目指しており、途中で一部の技術を採用したクルマを登場させるという。
また、軽自動車は48VマイルドHEV(スーパーエネチャージ)、小型、中型車はシリーズHEVとPHEVというのが基本路線で、これにBEV(電気自動車)が加わる。
チームスズキが一丸になるプロジェクト
スズキの予測では、2030年の日本市場は電動車比率が57%で、そのうちHEVが8割、BEVが2割。
もちろん、インドなど仕向地ごとにその比率は大きく変わってきて、マルチパスウェイを実現するのは大変なことなのだが、システムの共通化を推進するとともに、他社との提携や協調も視野に入れながら対応していく。
また、今回新しい技術として紹介されたのが、後付けのCO2キャプチャー。クルマの排ガスから出るCO2をキャッチして溜めておき、植物に供給するというもので、まだ実験室レベルの段階だというが楽しみな技術だ。
そして今回「スズキ未来R&Dプロジェクト」も紹介された。
技術部門に所属する若手から中堅のコアメンバー10名が主導して新しい技術の開発に挑戦していくプロジェクトで、スズキはこれを「人の熱量を極大化する活動」としている。スズキの勢いはますます加速しそうだ。
インドから世界へ! 新型SUV「ビクトリス」デビュー!!
2025年9月3日、インドのマルチスズキインディアが新型SUVの「ビクトリス」を発表。インドのほか100以上の国、地域に輸出される。
ボディサイズは全長4360×全幅1795×全高1655mmで、パワーユニットは1.5LのマイルドHEV(5MTと6AT)、ストロングHEV(CVT)、CNG(天然ガス、5MT)の3種類。
ADAS装備が充実しているほか、ハンズフリーパワーバックドア、プレミアムサウンドシステムなどの上級装備も用意している。今のところ日本導入の計画はないが、インド、ASEAN地域でのヒットが期待できる。
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