フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1オーストリアGPでマクラーレン勢に次ぐ3位表彰台を獲得したが、レースは退屈だったと振り返った。
予選では2番グリッドを獲得したルクレールだったが、スタートでオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に2番手を奪われてしまった。その後はマシンのトラブルを管理するためにアクセルを緩めざるを得なかったという。
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「僕としては、特に重要な瞬間はほとんどなかった」
ルクレールはレース後の記者会見でそう語った。
「言うまでもなく、スタートではランド(ノリス)と完全に並走できるようにもう少し良い仕事をしたかった。そうすれば、3~4周くらいは状況が変わっていたかもしれない」
「あの位置を維持するペースはなかったと思う。基本的に、ターン1からゴールまで、非常に退屈なレースだった。僕は一人で、自分たちに起きたいくつかの問題を管理しようとしていた」
「彼らは問題とは呼んでいなかったが、マネジメントをしなければならない状況になっていた。詳細は明かさないけど、リフト&コーストをしなくてはいけないのは、少しフラストレーションだった」
「最初のスティントはその代償を少し払ったけど、2番目と最後のスティントはもう少しポジティブだった。それは良いことだ。しかし、スタート以外には重要な瞬間はそれほど多くなかった」
ルクレールとチームメイトのルイス・ハミルトンがリフト&コーストを命じられたのは、どうやらプランクの過度な摩耗を防ぐためだったようだ。
ルクレールのコメントにあるように第2スティント以降はマネジメントする必要が減ったのは、燃料が消費されて車重が減り、プランク過剰摩耗のリスクが減ったからだと考えると筋が通る。
フェラーリは、F1中国GPで2台とも失格となっており、ルクレールは重量不足、ハミルトンはプランク摩耗がその原因だった。
それと直接関係があるかは分からないが、フェラーリは今回、フロアをアップグレードしている。ルクレールはこの新フロアが「間違いなく前進だ」と認めた。
「今日表彰台に立つことができたのは、それ(新フロア)のおかげもあると思う。チームはできるだけ早くアップグレードを実現するために、信じられないほど努力を続けてきた」
「彼らが他のアップグレードをできるだけ早く実現するために、今もなお全力で取り組んでいることは承知している。これがまた違いを生んで、マクラーレンや全盛期のレッドブルやメルセデスに少しでも近づける助けになることを期待している」
「僕たちは全力で取り組んでおり、できるだけ早く結果が出ることを願っている」
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