4月21日は、伝説的なF1ドライバーであるアイルトン・セナがロータス97Tを駆り1985年ポルトガルGPでキャリア初優勝を飾ってからちょうど40年となる。
ロータスはそれを祝して、舞台となったエストリル・サーキットで記念イベントを実施。ジョン・プレイヤー・スペシャルカラーの97Tと共に同地へ帰ってきた。
■アラン・プロストが回顧する、アイルトン・セナとの”関係”が変わった瞬間「私に対して、完全に別人だった」
トールマンで優勝争いを展開した1984年モナコGPや、1周目で6ポジションアップを果たしたドニントンパークでの1993年ヨーロッパGPなど、雨天時にセナが見せた卓越したドライビングは今も語り草となっている。
41勝という記録の一歩目が記録された1985年ポルトガルGP決勝も大雨だった。多くのドライバーが難しい路面状況からスピンやコースオフを喫し、追い打ちをかけるように更に雨脚も強まる中、セナはリードを譲ることなく2時間のレースを走りきりポールトゥウィン。2位に入ったミケーレ・アルボレート(フェラーリ)を1分27秒遅れ、3位のパトリック・タンベイ(ルノー)を周回遅れにしてF1初勝利を飾った。
1000馬力のマシン、しかもトラクションコントロールやパドルシフト、無線といった装備もなく、大雨の中をミスなく駆け抜けることの難しさは想像に易い。
セナ自身も、エストリルでのF1初優勝をキャリアベストのパフォーマンスと振り返っており、ドニントンパークでの1勝と比較して「いや、あそこではトラクションコントロールが効いていた。いい勝利だが、1985年のエストリルと比べれば取るに足らない」と語っていたという。
それから40年の節目となる4月21日に、ロータスはエストリルでトリビュートイベント「The Return Of An Icon」を実施。セナが実際に初勝利を飾った97Tの個体や、ヘルメット、トロフィーなどの展示が行なわれ、当時のチームメンバーだけでなく、アイルトン・セナの甥で元F1ドライバーのブルーノが参加し、多くのファンが詰めかけた。
97Tがエストリルに戻って来るのは1985年の勝利以来初。帰還を歓迎するかのようにサーキットには雨が降り注いだ。
コーリン・チャップマンが立ち上げたチーム・ロータスは1994年でF1から実質的に離れ、ロータルの名称自体も2016年以降、F1から姿を消している。
しかし中国の自動車メーカーである吉利傘下となったロータス・カーズは2025年3月20日に、チーム・ロータスの復活を宣言。ワンメイクシリーズの他、パートナーチームやカスタマー拡大と共に複数のGTカテゴリーへエミーラGT4を投入し、「モータースポーツの世界で我々の基盤を再構築し、レースへの情熱を再燃させることを目指している」とリリースで説明していた。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産「サクラ」のライバルに!? BYDが“日本専用・軽EV”を2026年後半に投入予定 日本の軽自動車市場参入に対するSNSの反響とは
トラックやバスがディーゼルエンジンを使うのはトルクと経済性! ただしガソリンエンジンに対してデメリットもある
日産「新型スカイライン」登場へ! 「クーペ」&「クロスオーバー」モデルに期待大!? 待望の「新モデル」登場説なぜ話題に?
【中国】458馬力発揮! 新型“超高級”ミニバン「高山」初公開! 全長5.4m超で斬新「グリル顔」採用! 最新「Coffee OS」も搭載の新モデル 高級ブランド中国WEYが投入
どうなる? どう進化する!? 日産が2026年に発売予定の新型「エルグランド」のデザインの一部を公開
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
レーサーの体感する速度や衝撃は今の比ではないね。
セナの時代のレーサーの偉大さが改めてわかる。
青春やった…