F1第7戦エミリア・ロマーニャGPが5月16日に開幕する。レーシングブルズは今回アップデートを投入するが、その効果は見た目ほどには大きくないかもしれない。
今回レーシングブルズがアップデートする箇所はフロアとボディワーク。この部分はマシンの空力性能に関わっており部分で、特にフロアは全体的なパフォーマンスにも大きく影響する。
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それだけにアップデートが大規模なモノに聞こえるが、レーシングブルズとしては昨年バルセロナで投じたアップデートの失敗から学び、一度に大きな変更は加えないよう、慎重になっているようだ。
「恐らくこれが今年のマシンの最初のアップデートだと言えるだろう。パーツの量で見ればアップグレードと言えるかもしれないが、実際には小さなステップだ」
ローレン・メキーズ代表はmotorsport.comにそう語った。
「昨年、バルセロナで大規模なアップグレードをした結果、マシンがむしろ遅くなってしまったという苦い経験がある。空力と車両の挙動のバランスが非常に繊細で壊れやすいことを学んだんだ。だから今回も慎重に一歩ずつ進めている」
また今年は現行の技術レギュレーション最終年となり、マシンの劇的な性能向上も期待しにくくなっている。ただ0.1~0.2秒の差が予選Q1からQ3進出を分ける接戦が繰り広げられている中団グループでは、少しの進歩も大きな意味を持つ。
「今やどのチームにとっても大きな進歩は難しい」とメキーズ代表はいう。
「我々は小さなステップを積み重ねていくしかない。イモラで最初の一歩を踏み出し、7戦目から10戦目までにさらにいくつかのアップデートを投入する予定だ。その後は自然と開発ペースも落ち着いてくるはずだ」
「一歩一歩進んでいくことこそが、全てを台無しにしないようにやっていく自信を持つための唯一の方法だ。その一方で、毎週末の予選で12番手と6番手の差が0.1秒しかないことも分かっている」
「相反するモチベーションなんだ。次のステップを渇望していても、やりすぎてしまえば台無しになり、痛い目に合ってしまう」
そしてメキーズ代表は第9戦スペインGPが、2025年にさらに力を入れるか、それとも2026年に向けて開発をスイッチしていくかを見極めるための重要な終末になると語った。なおスペインGPでは、フレシキブルフロントウイングに対する規制が強化されることになっている。
「誰もがバルセロナの状況を確認したいと思っているはずだ」
「バルセロナの結果を受けて、我々は今のパフォーマンス、そしてマシンコンセプトから引き出せるポテンシャルを評価し、2026年シーズンへ向けた改善率とのバランスを取ろうとするだろう」
「現時点で我々は2025年に集中しているが、バルセロナ戦のあとはその比重をどうするかを再評価する。この考えは、他の大部分のチームも同じだろう」
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