新しいベントレー「コンチネンタルGTC」は、実に贅沢なオープンカーだった。プラグインハイブリッドに進化した最新モデルの魅力に迫る。
なんとも贅沢なオープンモデル
圧倒的な“重厚感”──新型ベントレー コンチネンタルGTCスピード試乗記
もうひとつの大きな魅力は、デザインだ。
ヘッドランプが2灯式でなくなど意匠変更のフロントマスクと、やはり新意匠のリヤコンビネーションランプが、すぐに目をひく。
ソフトトップもやはり特徴だ。クッションがたっぷり入って耐候性は高そうだけれど、いっぽうで薄く見せることに成功した幌のおかげで、オープンでもクローズドでも、実に見た目が麗しい。
もちろん、ベントレー車に期待するのは、荒々しいといいたくなるようなパワー感であるのも間違いないだろう。
ドライブモードでスポーツをえらぶと、8気筒エンジンが轟然(ごうぜん)と始動。多気筒エンジンならではの、たっぷりしたトルク感もまた、GTCスピードのイメージに合うと感じられた。
エンジン本体だけでも、441kW(600ps)の最高出力と800Nmの最大トルクを発揮するだけに、エンジン走行も魅力的。アクセルペダルを操って回転を上げていくと、見た目のエレガントさに似合わない、ダッシュ力を見せつけられる。
試乗車の「トルマリン(鉱物)グリーン」なる車体色はかなり派手で、エンジン音をひびかせてオープンで、というときはちょっと気恥ずかしいが、内装色は洒落ていて、見せびらかしたくなる。
「グラビティグレイ」というグレイが支配的な色で、シート地、ダッシュボード、ドアの内張り、それにステアリングホイールに使われている。そこに「マンダリン」というバーミリオン系のアクセントカラーが使われている。
ヘッドレストレイント(ヘッドレスト)には「Speed」の文字。最上級グレードであるスピードであることを誇りたいオーナーには、喜ばれる装備だろう。
と、いっても、このクルマに乗る人は、ゼロからフルオーダーだろうけれど。テスト車は“こういうこともできる“というサンプルなのだ。
細部にいたるまでクラフツマンシップで仕上げられたような徹底ぶりで、オーナーシップを誇りに思えるクルマ。それがコンチネンタルGTCスピードである。
プラグインハイブリッド化されて、環境意識の高さをクルマがアピールしてくれるようになったのも、歓迎されるはずだ。
今回乗ったのは「ファーストエディション」で、下記の装備が搭載されている。
・ファーストエディションスペシフィケーション
・シートのコントラストステッチ
・カーペットオーバマットにコントラストバインディング
・レザースペック
・セルフレベリングホイールバッジ-by Mulliner
・22インチ「Ten Swept Spoke」ロードホイール
ちなみに上記のファーストエディションスペシフィケーション(約¥5,300,000のオプション)の内容は下記となる。
ファーストエディション専用バッジ
イルミネーテッド「フライングB」バッジ
マリナードライビングスペック
・専用22インチホイール
・ダイヤモンドキルトシート&ドアパネル
・スポーツペダル&レザーヘッドライナー
ベントレーローテーションディスプレイ
ムードライティングパッケージ
ツーリングスペシフィケーション
・アダプティブクルーズコントロール
・レーンアシスト&トラフィックアシスト
・ナイトビジョン
・ヘッドアップディスプレイ
ベントレーダイナミックライド(電子制御式アンチロールバー)
AWS(四輪操舵)
ネイムオーディオ
ヒーテッド、ベンチレーテッドシート(マッサージ機能付)
パワークロージングドア
専用インテリアトリム
なんとも贅沢なオープンモデルである。
ベース価格は¥43,120,000。それに、上記のようにもう少し“プラス”すると、よりベントレーならではの世界が手に入る。
▲試乗記の続きはこちらをクリック→
文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.) 編集・稲垣邦康(GQ)
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