英国ジャガー・ランドローバーは、モントレー・カー・ウィーク期間中に開催された「The Quail by The Peninsula, A Motorsports Gathering」において、過酷なラリー環境で鍛え上げられたパフォーマンスの頂点を極めた限定生産モデル「ディフェンダー ダカール」のデザイン・プレビュー・モデルを世界初公開した。
→【画像】ダカール優勝マシンが公道へ! 「ディフェンダー ダカール」デザインプレビューモデルを公開。2027年初頭より予約受注を開始
●まとめ:月刊自家用車編集部
過酷なダカール・ラリーで鍛え上げられた競技車「D7X-R」を公道仕様に昇華させた限定モデル
「ディフェンダー ダカール」のベースとなるのは、2026年のダカール・ラリー「ストッククラス」に初参戦し、1位・2位・4位(13ステージ中10ステージで表彰台独占)という驚異的な戦績で初優勝を飾った競技仕様車両「DEFENDER D7X-R」。このレースで培われた最新技術と、75年にわたるオフロード技術の革新を融合させることで、究極の4×4パフォーマンスを公道で体感できるスペシャルモデルとして開発が進められている。
635PSを発揮するV8ツインターボと専用サスペンションで、究極のオフロード性能を実現
メカニズムのベースには、タフラグジュアリーの頂点に位置する「ディフェンダー オクタ」で、堅牢なD7xボディアーキテクチャ、トランスミッション、ドライブトレーンは競技車両「D7X-R」と共通構造としている。
パワーユニットには、4.4リッターV8ツインターボガソリンエンジンを搭載。レースのような出力制限を受けない公道仕様ならではのメリットを活かし、最高出力635PS、最大トルク750Nmという圧倒的なスペックを目指す。
足回りには、モータースポーツで実績を持つビルシュタイン製アドバンストダンパーを備えたコイルスプリングサスペンションに、トレッド幅の拡大と最低地上高の引き上げを実施。さらに、鍛造20インチホイールに35インチのアドバンストオールテレインタイヤが組み合わせる。
ドライブモードには、新たに「デューンズ」と「グラベル」が追加されるほか、荒れた地形でのスムーズな走りを可能にする競技車譲りの革新的な「フライトモード」も採用されている。
―― 2026年ダカール・ラリー「Stockクラス」初参戦・初優勝という歴史的快挙を成し遂げた競技車「D7X-R」のDNAを継承。圧倒的な走破性と耐久性を証明したそのフォルムは唯一無二の存在であるのは間違いない。
象徴的なダカールサンドとターコイズの2トーンカラーを設定
エクステリアは、ルーフに配置されたライトポッド、カーボンファイバー製ボンネット&レイズドエアインテーク、リベット剥き出しの拡張ホイールアーチ、マッドフラップ、金属製アンダーボディプロテクションなど、ラリーマシンそのものの迫力あるデザインを採用。
ボディカラーは「D7X-R」のカラーリングからインスピレーションを得た、象徴的な「ダカールサンド」のボディと「ヤンブーターコイズ」のルーフの組み合わせを中心に展開される。ラリー由来のスパルタンさとタフラグジュアリーを融合させたインテリアには、専用設計のレーシングスタイルシートを備えた「2+2」構成を採用。
フロントシートにはオプションで4点式レーシングハーネスが装着可能なほか、リヤのラゲッジスペースには専用マウントを設け、スペアホイールとエアコンプレッサーを固定可能としている。後部収納スペースにはレース用ヘルメットを収められる設計となっているなど、どこまでも本格的だ。
―― 特徴的なスクエアデザインのLEDテールランプと、サイドに刻まれた「DAKAR」のエンブレム。過酷なラリーを戦い抜いた血統が、この一台に流れていることの証明ともいえるものだ。
予約受注は2027年初頭からスタート
極限の走破性と限定モデルならではの所有欲を満たす「ディフェンダー ダカール」の本格的な予約受注は、2027年初頭より開始される予定。詳細な技術情報や最終仕様については、2027年初頭にサウジアラビアで開催される「ダカール・ラリー 2027」の会場にて正式発表される見込みとなっている。
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