世界GP王者・原田哲也のバイクトーク Vol.3「『オレがオレが！』に立ち向かうために必要だったこと」

僕の「ちょっと」を理解してもらうには……

1993年、デビューイヤーにいきなり世界GP250チャンピオンを獲得した原田哲也さん。虎視眈々とチャンスを狙い、ここぞという時に勝負を仕掛ける鋭い走りから「クールデビル」と呼ばれ、たびたび上位争いを繰り広げた。’02年に現役を引退し、今はツーリングやオフロードラン、ホビーレースなど幅広くバイクを楽しんでいる。そんな原田さんのWEBヤングマシン連載は、バイクやレースに関するあれこれを大いに語るWEBコラム。第3回は、ヨーロッパ人のメンタリティが育つ環境と、その中で勝負する日本人について。

Comments

昔からレースを見ていて、今回の話は凄く納得が行く。当時２５０のロッシ、ビアッジ、カピロッシ、５００ではガードナー、ドゥーハンなんかはなんでもありだった気がする。逆にアメリカンはそんな感じしなかったかも。でもその中で岡田選手、伊藤選手、原田選手は怒りながらも自身のやり方を貫いていた気がする。今年の中上選手、高橋巧選手は世界でどう戦うか楽しみ。

勝つ事に事に拘るプライド、勝ち方に拘るプライド。勝ち方に拘った原田氏のプライドに共感します。綺麗事ではなく結果として残してますし。