【MotoGP】中上貴晶、マリーニ代役でイタリアGP参戦「チームへの貢献を意識しつつ全力で臨む」

　MotoGP第9戦イタリアGPでルカ・マリーニ代役としてホンダから参戦する中上貴晶は、チームへの貢献を意識しつつ全力で臨むと語った。

　ホンダのルカ・マリーニは、5月下旬に日本で鈴鹿8耐のテストに参加。しかしそこで激しいクラッシュを喫してしまい、左股関節脱臼、左膝靭帯損傷、胸骨と左鎖骨の骨折と様々な怪我を負ってしまった。

　第8戦アラゴンGPでホンダは代役を立てなかったが、まだ復帰が間に合わない第9戦イタリアGPでは陣営の開発ライダーを務める中上貴晶を起用することに決めた。

　2024年まで現役でMotoGPを戦っていた中上は、今季からホンダのMotoGP開発ライダーに就任。テストチームと仕事を重ねつつ、第6戦フランスGPではワイルドカード参戦し6位を記録している。

　なお中上がファクトリーチームでレースに参加するのは、今回が初めてのこととなる。

　中上は過去に5位を記録したことのあるムジェロで、チームへの貢献を意識しつつ全力で臨むと語った。

「まずはルカの一日も早い回復を心より願っています。そして今回、Honda HRC Castrolのファクトリーチームに加わることができ、大変光栄に思います。このような機会を与えてくださったHonda HRCに心から感謝しています」

「これまでテストチームと一緒に日本で将来に向けた準備をしてきましたが、今週末は少し異なる役割に専念します。ムジェロは過去にも良いレースができた思い出の場所で、良い結果も残しています。イタリアGPで自分に何ができるか、チームにどのように貢献できるのかを意識しながら、全力で臨みます」

Comments

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現役時代に果たせなかった表彰台を狙って頑張ってくれ！

[DJ曽田]

中上がこういう形でホンダファクトリー入りするとは思わなかった