世界最速記録更新を目指す原付ランドスピード・レーサーが11/23に秋田県で公開テストを開催！（動画あり）

2019年にアメリカ・ボンネビルで世界最速記録を達成したランドスピードレーサー NSX-51（50cc+スーパーチャージャー）および、NSX-02（125cc+ターボ）の改良版である「NSX-52」「NSX-03」の公開テストが、2023年11月22日（水）・23日（木）に秋田県の大潟村ソーラースポーツラインで開催される。今回のテストでは全長5kmの直線コースを施設内に設定。燃料はボンネビルとほぼ同スペックのガソリンを使用し、光電管やスピードガン等の計測機器も導入されるという。

時価3,000万円！フェラーリより高い「世界最速の原付」が秋田サーキットで国内初の公開テスト走行開催！11月23日世界最速記録更新なるか！株式会社コドルニス（所在地：兵庫県丹波市、代表取締役：近兼 拓史）は、当社代表がライダーとして参加するスーパーミニマムチャレンジレーシングチーム（以下 SMC、監督兼ライダー 近兼拓史）が、2023年11月22日（水）・23日（木）の両日、秋田県のサーキット「大潟村ソーラースポーツライン」において、2019年にアメリカ・ボンネビルでFIM/AMA公認の世界最速記録を達成したNSX-51（50cc+スーパーチャージャー）、NSX-02（125cc+ターボ）の改良型マシンNSX-52、NSX-03という2台のマシンの公開走行テストを行うことを発表いたします。

国内で世界記録を達成したランドスピード・レーサー（最高速チャレンジ専用マシン）が公開走行テストを行うのは史上初。本テストのために全長5kmの直線コースを同サーキットコース内に特別に設定。全日本ロードレース選手権のメカニックが整備を行い、燃料もボンネビルとほぼ同スペックのガソリンを使用するという、本番さながらのデモンストレーションラン。非公認ではありますが、光電管、スピードガン等の計測機器も準備され、世界最速記録更新が期待されています。

■SMC URL
・URL／https://smc.co.jp

本公開テスト開催の背景SMCチームは、日本の精密微細金属加工業のオールスターチームとタッグを組み、不可能と言われた世界最小のスーパーチャージャー付き50ccレーシングエンジンとターボ付き125ccエンジンをプライベートチームで開発。さらに、オリジナルフレームとオリジナルカウルを開発し2019年に、アメリカ・ボンネビルで開催されるFIM/AMA公認レース「ボンネビル・モーターサイクル・スピード・トライアルズ（以下 BMST）」において、NSX-51（50cc+スーパーチャージャー）、NSX-02（125cc+ターボ）の2台合わせて、6つの世界最速記録を達成するという前人未到の快挙を成し遂げました。

コロナ禍の3年間で、更にマシンの開発と改良を進め大幅に性能を向上。2023年8月、世界最速記録更新を目指し2台のマシンとともに渡米しました。しかし、84年ぶりに南カリフォルニアに上陸したハリケーン・ヒラリーの上陸の影響でBMST大会が中止。「世界記録更新は確実！」と期待されたマシンを走らせることができませんでした。すでにベンチテストでは幾度も世界記録を更新していることもあり、マシンのシェクダウンと実力テストを兼ね、今回の国内初公開テスト走行開催となりました。

ボンネビルのランドスピード・レーサーを走らせるには、安全上最低5kmの直線コースが必要となります。日本国内で実走行シーンが見られるのは、今回が最初で最後のチャンスと思われます。

エンジンベンチテスト動画SMCプロジェクトについてメイドインジャパン製品の真骨頂といえば小型高性能。ソニーのトランジスタラジオ、そしてホンダのスーパーカブ等、これらの製品は日本の製造業と経済を牽引してきました。時代の花形産業をIT企業に譲り製造業は斜陽産業と言われて久しいですが、精密微細金属加工業には世界屈指の技術、唯一無二の技術を持つ企業が多数あります。

これら日本製造業のオールスターチームが「日本のものづくり技術の素晴らしさを世界に示すために、世界最小最精密クラスで世界最速記録を達成する！」という目的で集結したのが、スーパーミニマムチャレンジプロジェクトです。そのエンジンのベースには、メイドインジャパンの象徴ホンダ・スーパーカブを使用しています。

公開テスト走行概要■場所／大潟村ソーラースポーツライン 〒010-0452 秋田県南秋田郡大潟村方上61-16
■期間／2023年11月22日（水）10:00～23日（木）16:45
■公開テスト内容／みゆき橋より北の橋手前折り返し点まで5kmの直線を使用した公開テスト。
■コース設定内容／助走期間1000m、計測期間400mの平均速度（光電管計測）、400m出口地点に最高速度計測のスピードガン設置
■タイムスケジュール
[11月22日]
・10:00～　コース設営準備、マシンチェック走行準備
・11:00～　エンジンテスト、コース清掃及びチェック
・13:00～　マシンセッティング、可能なら試走
・16:45　準備終了 撤収作業開始
[11月23日]
・10:00～　マシンチェック、コース清掃及びチェック
・13:00～　エンジンチェック、試走
・15:00～　公開テストラン（計測）
・16:45　テスト終了 撤収作業開始

※同コースは全長12.5kmの長大なコースです。風雨等の影響でスケジュールが大幅に変わる場合があります。気象条件等でスピードトライアルが危険と判断された場合、テスト走行を中止する場合があります。

パイロット近兼 拓史（ちかかねたくし）1962年3月8日生まれ（61歳）
FIM/AMA 50cc+過給器クラス 125cc+過給器クラス 世界チャンピオン
（世界最速記録6冠保持者／現役最年長世界チャンピオン）
日本映画監督協会 元理事 映画監督
監督作品／映画「痩馬の詩」「銀幕の詩」他
著書多数

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リリース株式会社コドルニス（2023年11年8日発行）

Comments

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大潟村は八郎潟と言う日本第二位の湖を干拓して作ったので長い直線路が取れる。それを活かして色々なイベントをやったりしているが、そもそも八郎潟を何故干拓したかというと第二次大戦後に深刻な食糧不足だった時代があって、広い農地を作って食糧(昔の日本の主食だった米)を増産しようと考えた。しかし干拓が完成して入植して米を作り始めた頃から米が余るようになり減反が始まったので、入植者は突然の方針転換で苦労したという。

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何キロ出るの