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日本に「国道」いくつある? 一番長い&短い路線は? 国道にまつわるアレコレ

■国道の歴史は江戸の五街道にあり?

 普段なにげなくクルマで走っている「国道」ですが、そもそも国道とは「道路法」および「高速自動車国道法」により定められる全国的な幹線道路網を構成する道路を指し、「高速自動車国道」と「一般国道」の2種類が存在します。

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 多くの場合、国道といえば後者の一般国道のことを指し、前者は「高速」と省略して呼ばれるのがほとんどです。

 ちなみに、たとえば国道15号は「一般国道15号」、常磐道は「高速自動車国道常磐自動車道」が正式名称になります。

 さらに細かくいえば、一般国道は「指定区間」と「指定外区間」に分けられます。

 簡単にいうと、とくに重要な道路で交通量が多く道路設備が充実しているのが指定区間、それ以外が指定外区間です。

 また、例外はありますが、維持や修繕などの管理を受け持つのが「国土交通大臣(指定区間)」か、「都道府県又は政令指定都市(指定外区間)」かといった違いもあります。

 では、いったいどのような道路が一般国道として指定されているのでしょうか。

 それは主要都市、高速道路、主要港(空港)を繋ぐ、国の経済や産業の発展に欠かせない道路です。そして、現在指定されている一般国道の総数は459路線にも及びます。

 全部で459路線といっても、一般国道は1号に始まり507号まで存在します。これはつまり欠番があるということで、現在は59号から100号、109号から111号、214号から216号が存在しません。

 欠番がある理由を知るには、国道の歴史を振り返る必要があります。

 国道の始まりは、全国の道路が「国道」、「県道」、「里道」に分けられた1876年の「太政官布告」まで遡ります。

 当時の国道は江戸の五街道の流れを汲みすべて東京の日本橋を起点とし、重要さに応じて「一等」、「二等」、「三等」に分けられていました。

 それが1952年に成立した新道路法により「高速自動車国道」、「一般国道」、「都道府県道」、「市町村道」の4つに再編され、一般国道は「一級国道」と「二級国道」に区別されるようになりました。

 その一級国道に割り当てられたのが1号から始まる1桁、2桁の番号で、二級国道は3桁が採番されました。

 当初、一級国道は1号から40号、二級国道が101号から244号とされましたが、二級から一級への格上げや統合などで一級国道は57号まで、二級国道は271号まで増加。

 1964年の道路法改正により一級、二級の区別がなくなり一般国道として統合され、新設される一般国道は3桁の番号を採用することになりました。

 改正法施行以降に開通した国道は、まず1970年に272号から328号が、1972年に329号から332号と段階を踏み、1993年に現在の最終番号となるは507号まで制定されています。

 唯一の例外は58号で、道路改正法の施行以降となる1972年の指定ながら2桁の番号が振られています。これは沖縄返還にあわせた特例で、こうした経緯があり、59号から100号は現在欠番となっているのです。

 ちなみに、109号から111号と214号から216号がないのは、統合や一級国道への格上げ、変更などが理由で、かつては存在していました。

■たった187mしかない国道もあれば609.5kmが海路の国道も

 日本国内に459路線もある一般国道ですが、もっとも長いのは何号でしょうか。

 答えは鹿児島県鹿児島市と沖縄県那覇市を結ぶ「国道58号」です。

「えっ?」と思うのが一般的な反応でしょう。鹿児島県と沖縄県は陸路では繋がっておらず、2県の間には大きく広い海があります。

 じつは国道の定義では海上航路部分も距離に含まれるため、ほとんどが海上区間とはなりますが「国道58号」が日本でもっとも長い一般国道ということになるのです。

 ちなみに、クルマが通れないような細い道の区間がある一般国道も存在していますが、これも距離にカウントされています。

 道路法では道路の長さ(距離)を「延長」と呼び、路線の起点から終点までの延長を「総延長」と定義します。

 上級の路線と重複している区間や若い番号の路線と重複している区間を「重用延長」といい、交差点内の延長もこれに含まれます。

 上級というのは例えば「県道」に対しての「国道」で、若い番号の路線とは「国道16号」と「国道1号」では後者のことを指します。

「未供用延長」とは路線の指定および認定は告示されているものの、まだ供用開始が告示されていない区間。

「渡船延長」は先に紹介した「国道58号」の海上区間のように海上、河川、および湖沼で公営の渡船がある場合を指し、公営ではなく民間の場合は「未供用延長」として扱われます。

 道路法では「総延長」から「重用延長」と「未供用延長」、「渡船延長」を除いた延長のことを「実延長」と定めており、これこそが実質的な道路の長さと考えてよいでしょう。

 なお、総延長では879.9kmで最長の「国道58号」ですが、海上区間が609.5kmもあり実延長は270.4kmしかありません。

 実延長のナンバー1は「国道4号」で、東京都中央区から青森県青森市までの836.4km。総延長も同じ距離で「国道58号」に次いで2番目に長い国道でもあります。

 逆にもっとも短いのは「国道174号」です。神戸港から「国道2号」へと続く兵庫県内の路線で、総延長、実延長ともにわずか187mしかありません。

 2番目に短い「国道189号」なども「国道2号」へ接続する路線で、こちらは山口県にあり岩国空港を起点とします。

 なお、国道の「起点」と「終点」は、大都市と小都市とを結ぶ場合には大都市側が起点となり、同規模の場合は東側、または北側の都市を起点とすることが原則です。

 また、特定重要港湾や重要な飛行場または国際観光上重要な地などと国道(高速道路含む)を結ぶ国道では前者を起点とするため、国道174号では神戸港が、国道189号では岩国空港が起点となっています。

※ ※ ※

 1号から507号まで現在459路線ある一般国道。最後に追加されたのは450号から507号までの58路線で、1993年のことになります。

 それから四半世紀以上が過ぎていることもあり、そろそろ508号以降の新規路線が期待されるところですが、現在のところ国土交通省の道路新規事業案にはないようです。

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