この記事をまとめると
■オーストラリアでは日産公認コンプリートカーの「ウォリアー」が販売されている
「活躍してほしくない」……けど勇姿はみたい! 日本でも市販目前の「日産パトロール NISMO」がスーパーGTの現場にレスキュー車両として導入決定!!
■ウォリアーはパトロールとナバラに用意される本格的オフロード仕様車だ
■2027年に日本発売されるパトロールのグレード展開に期待したい
オンロード最強が「ニスモ」ならオフロード最強は「ウォリアー」
日産には、誰もが知るモータースポーツブランドの「ニスモ」がある。そのほかにも、カスタマイズブランドとして「オーテック」もある。両ブランドは日産ディーラーを通じてコンプリートカーや純正パーツ・アクセサリーを購入できるため、日本のファンにもおなじみの存在だ。
では、オーストラリアの日産ディーラーでは、本格オフロード仕様のコンプリートモデルが購入できることをご存じだろうか。そして購入できる本格オフロードシリーズが「ウォリアー」だ。ウォリアーは、オーストラリアを拠点とするエンジニアリング会社「Premcar(プレムカー)」との共同開発によって誕生した、日産オーストラリア独自の本格オフロード仕様シリーズだ。その名を冠したモデルは、現地の過酷な自然環境に合わせて足まわりやエクステリアを徹底的に強化したメーカー公認のコンプリートモデルとなっている。そのため、オーストラリアの日産ディーラーで販売され、新車保証(5年間)もそのまま適用される。
ウォリアーの歴史は、2019年に発売されたピックアップトラック「ナバラ N-TREK ウォリアー」から始まった。鉱山や砂漠、アウトバックなど、世界有数の過酷な環境を走るオーストラリアのユーザーをターゲットに開発され、高い評価を受けた。2021年には「ナバラ PRO-4X ウォリアー」へと進化し、さらに2022年には装備を見直した「ナバラ SL ウォリアー」が追加されるなど、ラインアップを拡大していった。
そして2023年、オーストラリアの日産ファンを大いに沸かせたのが、フルサイズSUV「パトロール(Y62型)」をベースとした「パトロール・ウォリアー by Premcar」の誕生である。
パトロール・ウォリアーのチューニング内容はかなり本格的だ。心臓部には最高出力298kW(約405馬力)を発揮する5.6リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載。プレムカーが専用開発したバイモーダル・エキゾーストシステム(サイド出しマフラー)を採用し、アクセル操作に応じて迫力あるV8サウンドを響かせる。
足まわりも大幅に手が加えられている。専用スプリングとショックアブソーバーによってリフトアップを実施し、大径オールテレーンタイヤとの組み合わせにより、最低地上高はベース車から50mmアップした283mmを確保。
タイヤには295/70R18サイズのヨコハマ製ジオランダー・オールテレーンを装着し、それに合わせて専用の大型オーバーフェンダーも装備される。
新型パトロールにも「ウォリアー」を設定予定
さらに、フロントにはアプローチアングルを改善する専用設計バンパーと赤いスキッドプレートを採用。悪路での走破性だけでなく、見た目もウォリアー(=戦士)の名にふさわしい迫力を手に入れている。
これだけ大規模なチューニングが施されているだけに、価格もなかなかのものだ。パトロール・ウォリアーの現地価格は10万1160豪ドル。1豪ドル=102円で換算すると約1030万円となる。ベースとなるパトロール自体が約8万5000豪ドルからという高級SUVであるため決して安価ではないが、メーカー保証付きの完成度の高いコンプリートモデルであることを考えれば、現地ユーザーからの支持を集めるのも納得だ。
ちなみに、ナバラ PRO-4X ウォリアーも約7万豪ドル(約710万円)からという価格設定だ。こちらも一般的なピックアップトラックとしては高価だが、本格的なオフロード性能を備えた純正コンプリートモデルとして人気を博している(こちらも新型モデルの登場が準備中だ)。
そんなパトロール・ウォリアーだが、オーストラリアでも現行Y62型から新型Y63型への世代交代が進むことに伴い、現行モデルは販売終了となる。オーストラリアでは「V8搭載ウォリアーを手に入れる最後のチャンス」とアナウンスしているほどで、実際、現地ではかなりの注目を集めている(Y63型は3.5リッターV6ターボを搭載)。
とはいえ、ウォリアーそのものが消えるわけではない。日産オーストラリアは、新型パトロール(Y63型)にもウォリアーを設定する方針を明らかにしており、次世代モデルでもその伝統は受け継がれる見込みだ。
一方、日本でも2027年前半には新型パトロール(Y63型)の導入が予定されている。導入グレードや価格などの詳細はまだ明らかになっていないが、海外ではスポーツグレードの「ニスモ」も設定されている。ならばここは一発、オーストラリアで鍛え上げられた「ウォリアー」も「ニスモ」とあわせて日本へ導入してほしいところだ。アウトドア人気が高まり、本格SUVへの注目が集まるいまだからこそ、メーカー純正の本格オフロード仕様という選択肢は、日本でも十分に支持を集める可能性を秘めている。続報に期待したい。
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「道徳の敗北だ」 上尾市消防本部が激怒した”非常識行為”にSNSも唖然 「あってはならない愚行」の内容とは
高速道路の料金が実質「半額」になる!? ETCを使っているなら登録しないとソンする「無料サービス」の正体とは
2週間で1000台受注! 中国メーカー初の軽EV「ラッコ」 乗って分かった驚きのクオリティ、意外な“弱点”も
中身は100%本物のBMWだけど海賊版! いまロシアで作られ売られる「無許可のBMW」の正体とは
あまり長距離は走らないけれど……ハイブリッド車を選ぶ意味はあるのか!? ハイブリッドとガソリン車で迷った時の後悔しない選び方!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント