1996年のF1世界チャンピオンであるデイモン・ヒルは、これまで4度の世界チャンピオンであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンに批判的な姿勢を取ってきた。
しかしエミリア・ロマーニャGPでフェルスタッペンがオープニングラップで豪快なオーバーテイクを見せ、その後危なげない完勝を見せた後、ヒルは“最も偉大なドライバーのひとり”という最大級の賛辞を送った。
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ハイパフォーマンス・ポッドキャストに出演したヒルは、フェルスタッペンが史上最高のドライバーのひとりだと思うか? と尋ねられ、次のように答えた。
「その通りだ。間違いない」
そして、自身にとってのNo.1という意味か? とさらに訊かれたヒルはこう続けた。
「そうかもしれない。彼のパフォーマンス、準備、成熟度、スピードという点ではね。彼は驚異だ。そういった驚異はあまり見られることではない」
「私が知っているのは、(ファン・マヌエル)ファンジオ、ジム・クラーク、(アイルトン)セナ、そしてミハエル・シューマッハーだ」
ヒルは以前からフェルスタッペンのドライビングスタイルを批判してきた。2024年にはフェルスタッペンがコース上で「恐怖と威嚇」を振りまいていると語り、『チキチキマシン猛レース』の悪役・ブラック魔王になぞらえた。
フェルスタッペンは今年、マクラーレン勢に対して劣勢に立たされながらも、勝利を重ねてきた。ドライバーズランキングでは、首位オスカー・ピアストリと2番手ランド・ノリスのマクラーレンふたりに次ぐ3番手につけている。
イモラでフェルスタッペンは日本GPに続いて今季2度目の勝利を飾った。1周目にタンブレロでピアストリに競り勝ち、正確なドライビングでレースを支配する。それこそヒルが求めているレースだ。
「オーバーテイクを防ぐために相手をコース外へ追いやる。それはレースじゃない。単なるバンパーカーみたいなモノだ」とヒルは言う。
「我々はスキルを見たい。技術と大胆さが見たいんだ。我々はそれを外科手術のようにやってほしい。棍棒で殴るような形ではなくね。木槌で叩くんじゃなくて、レイピアで叩くんだ。効果的に、そして美しく」
「オールOKのレースはダメだ。バトルは見たいが、ある一定の範囲を越えてはいけないと伝える必要がある。どのスポーツにもルールはあるんだ」
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レッドブルのクルマが速くないことを角田が証明してる中でこれだけの成績!