レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンが史上最年少チャンピオンになることを望んでおり、チームは2019年にもそれに向けて挑むことができると考えている。
レッドブルは、標高の高いエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われたメキシコGPで、メルセデスやフェラーリ以上のパフォーマンスを発揮した。これは、レッドブルのシャシーの強さの兆候であると、マルコは考えられている。
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そしてマルコは、来季からレッドブルが使うホンダのパワーユニット(PU)により、さらに前進できるはずだと確信している。レッドブルは、現在使っているルノー製PUよりも、ホンダの方がパフォーマンス面では進行していると考えているのだ。
現在の最年少タイトル獲得記録を持っているのは、セバスチャン・ベッテルである。ベッテルはレッドブル在籍時の2010年、23歳と134日で初のチャンピオンに輝いた。
「来年については本当に楽しみにしている」
マルコはmotorsport.comに対してそう語った。
「最年少チャンピオンを生み出すことが目標だ。我々には2年あるが、来年それを目指す」
「新しいエンジンメーカーとの最初の1年が、簡単ではないことは分かっている。しかしその目標は、そして私が人々に語っているゴールは、最初からチャンピオンシップを目指すということだ。言い訳をすることはない」
マルコは、ホンダの信頼性には懸念があるということを認めつつも、今季トロロッソが多数のグリッド降格ペナルティを科せられているのは、来季に向けたPU開発を進めているからだと主張した。
「来年ベストな結果を手にするための、戦略的なものだ。トロロッソは来年のために、彼らのシーズンを犠牲にしている。それは、我々がホンダと共有しているコンセプトの一部だ。数字の上では、既にルノーの先を行っている」
「しかし、たとえ信頼性に問題があって、1~2回最後尾からスタートすることがあっても、フェルスタッペンは興奮するようなレースをする」
「無線では、彼は座ってお茶を飲んでいるように話す。彼が求めている情報の種類は……信じられないほどだ。まだ限界じゃない」
チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、来年フェルスタッペンがタイトルを獲得する可能性があることを認めた。
「ライバルたちと近いパフォーマンスのエンジンがあれば、我々は彼らと戦うための十分なチームと十分なドライバーのパッケージを持っているということを、メキシコGPの週末に見ることができたはずだ」
そうホーナー代表は語った。
「ホンダは、彼らが歩んでいる進歩と共に、我々を定期的に戦えるようなポジションに引き上げてくれるはずだ。我々がマシンに、正しいセッティングを施すことができればね。私は明らかに、それを期待している」
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