トム・クルーズ、『ミッション：インポッシブル』最終作のプレスツアーでロレックス デイトナ プラチナモデルを着用！

『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』のプレスイベントでトム・クルーズが身に着けていた時計は、タフでエレガントという彼の俳優としてのステータスそのもののロレックス デイトナ Ref.116506だった。

5月23日に日本で劇場公開されるシリーズ最終作『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』のため、トム・クルーズはイーサン・ハント役として最後のプロモツアーの真っ最中だ。バイクに乗って崖から落ちたり、飛び立つ飛行機の側面にしがみついたり、世界一高いビルをよじ登ったりするのに飽き足らず、現在62歳の彼はいまだに人目を引くスタントを続けている。そして先週、彼はツアー先の韓国で、手首に着けた腕時計でまたもや我々の目を釘付けにした。

記者会見でクルーズが着用していたのは、ロレックスのデイトナ Ref.116506。この時計はゴールドとステンレススティール製で高い人気を誇るものだが、彼が着けていたモデルはプラチナ仕様で、アイスブルーの文字盤、フルプラチナのケースとブレスレット、チェスナットブラウンのセラクロムベゼルを備えている。

“デイトナ好き”のトム・クルーズ

プラチナは貴金属のなかで圧倒的に頑丈で、より希少性が高い。レッドカーペットでの着用にもぴったりなラグジュアリーウォッチというわけだが、そのハイエンドな素性にもかかわらず、見た目はステンレススティールとそれほど変わらない。目立ちはしないが素晴らしい特性を秘めたその佇まいは、さながらシークレットエージェントのようだといえるだろう。

クルーズはロレックスを愛用してきた。彼のコレクションには、“パンダ顔”のデイトナやメテオライト文字盤のデイトナなど、レアモデルが満載だ。ロレックスのモータースポーツ用クロノグラフがクルーズの好みであることは明らかで、世界三大耐久レースのひとつが開かれるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにちなんで名付けられたこの時計は、自らアクションをこなす彼にとってぴったりといえるものだ。そのプラチナモデルを着用して最新のプレスイベントに登場したことは、彼の時計のチョイスが単に見た目だけによるものではないことを証明している。

2025年はプラチナ製腕時計の活況が見られる年だ。ショパール、カルティエ、A. ランゲ&ゾーネ、ヴァシュロン・コンスタンタンが、今年の「Watches and Wonders Geneva 2025（ウォッチズ & ワンダーズ・ジュネーブ 2025）」でプラチナモデルを発表した。しかし、クルーズのデイトナは2013年にリリースされたもので、彼はこれを少なくとも2024年には着用していた。

彼は「ハードに仕事することを本当に楽しんでいる」男であり、努力を惜しまない。このひたむきさは俳優業に留まらず時計の趣味にも及んでいるようで、手首のアイテムは自身のタフガイ・イメージにもマッチしているといえる。

残念だが、正規販売店と懇意でない限り、Ref.116506を小売価格で手に入れることはそれ自体が不可能なミッションである。プラチナウォッチの需要の高まりやこの特定のモデルが惹起するハイプを考えると、流通市場では1000万円近い出費となるだろう。

イーサン・ハント役のトム・クルーズが見られるのは、『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』が最後となる。プレスツアーで着用したロレックス デイトナ Ref.116506は、やり切った男が身に着けるのにまさに相応しい時計だ。

From British GQ

By Ollie Cox
Translated and Adapted by Yuzuru Todayama

Comments

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これの文字盤ダイヤを持ってるけど当時定価910万で買ったが今は1800万で安定してるね。一時期3000万位行ってて笑ったけど。
小金稼ぐつもりは毛頭無いから全く売るつもりは無し。