車のニュース [2023.03.10 UP]
エクストレイルからGT-Rまで!日産の氷上試乗会で新型車体験!
日産の氷上試乗会で、話題の「e-4ORCE」を体験!【ニュースキャッチアップ】冬が楽しみになる優れたドライバビリティ
日産の走りを氷上試乗会で体感!サクラからアリアまで人気車が集結!
文●工藤貴宏 写真●日産
(掲載されている内容はグー本誌 2023年3月発売号掲載の内容です)
ツルツルの氷の上を車で走ったらどうなるのか? 日産の最新メカニズムであるe-4ORCEを搭載したハイブリッド車の「エクストレイル」とEVの「アリア」で試してみた。
滑りやすい場所で感じた安心と安全の理由
さまざまなモデルを女神湖の氷上でテスト!
いま、注目されている機構が「電動4WD」だ。電動とは「モーターで動く」ことを意味し、すなわちエンジンの力を機械的に伝えるのではなく、モーターで駆動力を作りタイヤを回転させる機構をいう。
電動4WDとはモーターを組み合わせた4WDのことだが、大きく分けて2つのタイプがある。ひとつは、エンジンの力も駆動力として併用しつつモーターを組み合わせて駆動するタイプ。もうひとつは、前後輪ともモーター(もしくはモーター中心)で駆動するタイプである。
新型「エクストレイル」やEV「アリア」の4WDモデルに組み合わせ、日産が「e-4ORCE(イーフォース)」と呼ぶ電動4WDは後者だ。前後に独立したモーターを組みこんで4つのタイヤを駆動する。
特徴は、とにかく制御が細かく素早いこと。1万分の1秒という処理速度で綿密な出力(駆動力)の調整をおこない、さらに、従来の日産の電動4WDとの違いとして前後モーターとブレーキを協調制御し、走行性能を高めていることがあげられる。
さて今回はそんなe-4ORCEに凍った湖の上で試乗してきた。人が歩くのも危なっかしいほど滑りやすい場所で感じたe-4ORCEの凄さ、それは安心感だった。加速、コーナリング、そして減速も安定感が凄いのだ。
まず加速。エンジン車でトラクションコントロールを効かせた状態との違いは明確で、とにかくスムーズ。「いかにも制御しています」という感じがなくスルスルと発進加速していくのは驚きでしかなく、理由はタイヤの滑りを検知し、巧みに出力を制御しているから。その制御がエンジン車にはとても真似できない領域で素早く綿密だから、まるで舗装路を走るかのように滑らかなのだ。
旋回も凄い。前後モーターの出力バランスを調整しつつ、ブレーキも使って車両がドライバーの思い通りに曲がるようにサポートするからだ。
そのうえ、減速まで凄い。アクセルをオフにした際、タイヤスリップしないように減速度を調整してくれるからだ。回生ブレーキの利きを強めに設定しておくと、ブレーキロックを恐れず減速できることで、氷上ではドライバーがブレーキを操作するよりも短い距離で減速できるのだから驚くしかない。
[CLOSE UP]「e-4ORCE」を搭載した2台はこちら
日産 アリア/日産の誇る最上級EV 日産EV初の4WDも設定
大きめの車体を持つ日産初のSUV型EV(電気自動車)で、「リーフ」よりも上級ポジションのモデル。先に発売されていたFFモデルに続き、ついに4WDモデルの販売もスタートした。車両重量が重いにもかかわらず、滑りやすい氷の上で驚くほどの運転しやすいことに驚くばかり。
日産 アリアの新車情報を見る
日産 エクストレイル/最新のエクストレイルはハイブリッドだけの設定
昨年登場した新型エクストレイルは、日本仕様の全車がモーター駆動。日産が「e-POWER(イーパワー)」と呼ぶ、エンジンは電気を起こすための発電機に徹し、駆動力はすべてモーターが作るハイブリッドシステムを搭載している。4WDモデルは前輪と後輪に独立してモーターを搭載。
日産 エクストレイルの新車情報を見る
「e-4ORCE」は特徴はこれだ!
タイヤの働きをコントロール
4WDと4つのタイヤそれぞれを独立で利かせられるブレーキを使い、前後左右のタイヤの負担を能力に合わせてコントロール。タイヤの力をしっかりと生かすから、どんな状況でもハイレベルな操縦性を引き出せるのだ。
前後モーターの出力を調整
前輪駆動と後輪駆動では特性が異なるように、どのタイヤにパワーをかけるかで車両の挙動は変化する。そんな特性を活用するため、前後のモーターが発生する力を調整してハンドリングを整えるのもe-4ORCEの特徴だ。
ほかにも魅力あるモデルを氷上で乗った!
日産 フェアレディZ
滑りやすい路面では最も手ごわいといわれる後輪駆動。スリップを抑える電子制御システムを切ると発進すら難しいが運転は楽しい。
日産 フェアレディZの新車情報を見る
日産 GT-R
氷上でも驚くほどの安定性。そして単に安定するだけでなくアクセルを踏み込めばドリフトに持ち込めるなど氷上でも運転の楽しさが炸裂。
日産 オーラ ニスモ
シャシーとの協調制御がないのでe-4ORCEではないが、モーターによる駆動で安心安全の走り。滑りやすい氷上でも乗りやすい。
日産 オーラ ニスモの新車情報を見る
日産 サクラ
FFこそ滑りやすい路面におけるモーター駆動のメリットを強く実感。普通のFF車なら不安定になりそうな発進や旋回の安定感に驚き。
日産 サクラの新車情報を見る
日産 キックス オーテック
2022年の改良でハイブリッドシステムを刷新し、4WDも追加された。ノート譲りの制御で通常のガソリン車とは異次元の安定感を実感。
日産 キックス オーテックの新車情報を見る
e-4ORCEは雪道での安心安全に直結
今回の氷上試乗で感じた「e-4ORCE」のメリットには驚くばかり。扱いやすさが通常のエンジン車とは次元が違うのだ。エンジンには決して真似できない、綿密に出力をコントロールできるモーターのアドバンテージは滑りやすい路面での安心安全に直結しているのを実感した。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「すごい多重事故…」 関越道で「トラックなど3台が衝突」発生! 2車線が一時通行規制で「通過時間70分」の大渋滞 圏央道も混雑
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
“45年ぶり”マツダ「サバンナGT」復活!? まさかの「オープン仕様」&斬新“レトロ顔”がサイコー!ワイドボディも魅力の「RXカブリオレ」とは?
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?