メルセデス・ベンツ EQCの標準装備を一部オプション化し、車両価格を値下げ。その差額なんと185万円

2021年4月20日、メルセデス・ベンツ日本はBEV（電気自動車）の「EQC 400 4マティック」の標準装備を一部見直し、車両価格を引き下げたと発表。同日より予約注文の受付を開始し、納車は6月頃の予定となる。

車両価格の値下げ幅は185万円！
日本市場におけるメルセデス・ベンツ初のBEV（電気自動車）EQCは、モーターの最高出力300kW（408ps）、最大トルク765Nmを有する四輪駆動モデル。WLTC充電モードが400kmで、6.4kWまでの交流普通充電と50kWまでの直流急速充電（CHAdeMO規格）に対応と、ロングドライブにも充電にも安心感の持てるモデルだ。

ラインアップはEQC 400 4マティックのみとなるが、今回その標準装備を見直すことで車両価格の引き下げが行われた。

これまで標準装備だった「クライメートコントロール（前席左右／後席独立調整）」と「エナジャイジングパッケージ（空調／照明／音楽などをコントロール）」を、パッケージオプションの「レザーエクスクルーシブパッケージ」に組み込むことでオプション化。

同じく標準装備だった、乗降性を向上させる「ステンレスランニングボード」や「プライバシーガラス」、「ヘッドアップディスプレイ」を「AMGライン」に組み込んで、それぞれをオプション設定とした。この他にも、「ガラススライディングルーフ」は単独オプションに変更となっている。

新たな車両価格（税込）は895万円。従来1080万円だったため、実に185万円の値下げ幅ということになる。

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Comments

50kWの急速充電では、ロングドライブはダメだろ。

電費が4km/kWhくらいの悪さなんだから、50kWじゃ30分間充電しても100kmしか走れない。
電費の良いリーフやi3なら、同じ50kW/30分間の充電で、200km近く走れる。

電池が大きいから、その分は快適だけど、それを使い果たしたら電費が悪い分、充電地獄。
航続距離は、１回目の充電でコンパクトカーと同等。
２回目以降ではコンパクトカーに劣る。

急速充電能力が、電費の悪さに見合ってない日本仕様は、遠乗りには使えないよ。
CHAdeMO版も、欧州仕様同様に100kW充電に対応するまでは買えない。