F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)で2023年最後のスプリントレースが行われた。スプリントは2021年に導入され、フォーマットは何度か変更されたが、パドックで広く人気を博しているわけではない。実際、2024年には6回のスプリントレースが予定されているが、現在のフォーマットとはかなり異なるものになりそうだ。
アストンマーティンのパフォーマンスディレクターを務めるトム・マッカローは、「スプリントイベントについては、どのように改善して行うか議論が交わされている」と認めた。
F1側はスプリントの開催数増加を目指すも、プロモーターの関心は低下。追加料金の支払いが難点に
「技術的な観点から言えば、これは悩ましいものだ。1回のフリー走行でマシンがパルクフェルメに入ってしまうのは難しい状況だ。しかし商業面やファンの立場からすれば、エキサイティングな要素があると思う。すでに微調整が行われているが、さらに必要だと思う」
「F1をかなりよく理解してフォローしている私の父でさえ、『教えてくれ、金曜日にメインレースの予選があるのか?』などと言っている。そのレベルの人が質問しているのだから、ファンは混乱するだろう。だから我々がやるべきことは、よりシンプルで優れた理解しやすいフォーマットで、2回のレースをエキサイティングにすることだ」
フェラーリのスポーティングディレクターのディエゴ・ロベルノは、次のように述べた。
「スプリントの週末には多くのメリットがある。競争が行われるセッションがたくさんあるからだ。しかし改善は可能であり、誰もが考えを持っている。我々はスポーツ委員会で話し合いを行った。まだ決定的な提案はできていないが、我々が目標とするのは、FIAとF1がフォーマットを確定させたら、各チームが協力し、観客そして我々にとってよいものにしなければならないということだ。というのも、それはかなり難しいことだからだ」
「スプリントレースを土曜の午前中に持ってくるのなら、問題があった場合に備え、予選に向けてチームが対応できる十分な時間を確保しなければならない。他の選択肢も検討されている。最終的に我々が目指しているのは、ファンにとって最高のものを作ることなので、ともに協力していく」
しかしその一方で、ドライバーたちの意見は違っている。F1チャンピオンのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は「僕は好きじゃない。普通のレースウイークにしてほしい」と語っており、彼のチームメイトであるセルジオ・ペレスはさらに過激なアイデアを持っている。
「僕ならリバースグリッドを提案する。ファンにとってさらに面白いものになるだろう。(今のフォーマットは)うまくいっていないと思うからだ。この種のレースでは、実際には何も起きない。 リバースグリッドのレースでは、いろいろなことが混ざり合って、さらなるチャンスとオーバーテイクが生まれるだろう。スプリントレースを維持したいのなら、まったく違うことをやるべきだ」
F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリとF1経営陣は、リバースグリッドのアイデアには反対だと考えられるが、彼らは新しいスプリント週末のフォーマットを検討している。
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