BMWはこのほど、BMW5シリーズセダンに設定しているプラグインハイブリッドモデル「530e」に搭載するハイブリッドシステムを進化させたと本国で発表した。
バッテリーが9.2kWhから12.0kWhに拡大
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530eセダンに搭載するハイブリッドパワートレインは、184ps仕様の2.0L直列4気筒ターボエンジンと83kw(約111ps)を発するモーターの組み合わせ。システム出力/トルクは185kW(約248ps)と420Nmを発揮する。
新型ではリチウムイオンバッテリーの総エネルギー量が従来の9.2kWhから12.0kWhに拡大。これにより、EV航続距離が最大66kmに伸長。ハイブリッド燃費は最高45.5km/Lをマークすることになった。二酸化炭素排出量も20%以上削減されている。ちなみにEV走行時の最高速は標準の「eDRIVE」モードで110km/L、「MAX eDRIVE」モードでは140km/hに届く。
新型530eセダンには2WD車だけでなく、BMWのインテリジェント4WDシステム「xDrive」搭載車も設定された。0-100km/h加速タイムは2WD仕様で6.1秒、xDrive搭載車で6.2秒をマーク。最高速はいずれも235km/hだ。
バッテリー容量は拡大したが、物理的なサイズは従来モデルと変わっていない。バッテリーはリヤシート下部に収められているので、トランク容量は純エンジン車のそれより大きく劣ることはなく、410Lが確保されている。
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