MotoGP、2026年の合同シーズンローンチイベントはシンガポール開催へ？ オーストラリア案は却下か

　MotoGPは今年初めて行なった全チーム合同の新シーズンローンチイベントを、2026年も開催予定だ。そして、シンガポールで開催見込みであることがmotorsport.comの調べで分かった。

　MotoGPに参戦する全11チームが参加する合同ローンチイベントは今年、タイで初めて開催。MotoGPマシンやライダー達が一同に会したこのイベントは大盛況となり、初実施ながらも大成功を収めた。

　2026年シーズンもMotoGPがこうしたローンチイベントを行なうつもりだということは以前から分かっていたが、次期開催地にシンガポールが選ばれたことが調べにより判明した。

　motorsport.comが入手した情報によると、MotoGPは来年、2月6～7日と2日間のイベントを実施するようだ。そして、ローンチイベントの日程の決定と合わせて、プレシーズンテストが2月2～4日にかけてマレーシア／セパンで行なわれることも決まったようだ。

　なお2度目のプレシーズンテストの日程は、まだ未定となっている。選択肢として考えられるのは3月1日に開幕戦が行なわれるタイ・ブリーラムとなり、時期はイベント後にすぐ向かうか、開幕戦の直前に行なうことが考えられている。

　より開幕戦に近い時期での2度目のテストとなった場合、マシンのアップデートは複雑になってくるが、予算規模の小さいチームにとっては財政的なプレッシャーが軽減されるだろう。

　合同ローンチイベントについては、以前有力候補とされていたオーストラリア・メルボルンではなくシンガポールが選ばれたことで、チームのリソース面への影響という点では、はるかに優しいモノとなったと言えそうだ。

Comments

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開幕戦がタイだからオーストラリアでローンチだと時間とお金がかかるからね。