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725馬力の英国オープンで『007』を気取る、アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ・ヴォランテ/最新スーパースポーツカー試乗レポート

725馬力の英国オープンで『007』を気取る、アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ・ヴォランテ/最新スーパースポーツカー試乗レポート

 驚くべき速さと、目を見張る美しさ。スーパースポーツカーは、両者を兼ね備えた特別な存在だ。『autosport web 最新スーパースポーツカー試乗レポート』では、クルマ好きなら誰もが憧れる至高のマシンの数々の中から注目の1台をピックアップして、その走りの印象を伝えていきます。
 
 ハンドルを握るのは、モータージャーナリストの吉田拓生さん。第3回目は、優雅さを極めた佇まいのなかに、アストンらしさ溢れるスポーツ性能が潜むコンバーチブル、『アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ』を取り上げます。

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■創業以来ブレない“上質”を継承し続ける歴史的な背景

100年の栄光と成功の結晶、真のグランドツアラー『コンチネンタルGTコンバーチブル』/最新スーパースポーツカー試乗レポート

 アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ。車名は長いですが、すばらしいスポーツカーです。でも、このクルマについてお話しする前にローレンス・ストロールさん(F1ドライバー、ランス・ストロールの父)にヒトコト言いたい!

「お金持ちだからって、F1チームでも自動車メーカーでも、なんでも買っちゃえばいいってもんじゃないんだよ~」

 あ、失礼しました。アストンマーティンはル・マン24時間での総合優勝などスポーツカーレースの世界でも実績があるし、1959年にはF1に出走した記録もあるので、レース屋目線でも魅力的なのでしょう。

 1913年創業、ジェームズ・ボンド氏の愛車としても世界的に有名なアストンマーティン。その起源は、アストン・クリントンという丘で行われたヒルクライム・レースで、ライオネル・マーティンさんの作ったクルマが勝った! という史実に由来しています。

 経営が立ち行かずに創業者が会社を離れてからも、この超高級ブランドは貴族やお金持ちにモテモテで、白旗をあげるとすぐに資金援助してくれる人が現れて復活! ということを繰り返し、昨今はまさに黄金時代と言える繁栄ぶりです。

 DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテという車名の内訳は、“DB”がトラクター会社の社主でアストン中興の祖といわれるデイビッド・ブラウン氏のイニシャル。

 スーパーレッジェーラは、1960年代のアストンマーティンが採用していたイタリア由来の軽量シャシー構築法。つまりどちらも現在のアストンマーティンとは関係性が薄いのだけれど、そういった栄光の史実をヒョイッと利用できる点に、老舗の老舗たる余裕があるわけです。

 末尾のヴォランテは“空飛ぶ円盤”みたいな意味合いで、アストンマーティンのオープンモデルに付く伝統的な名称であります。

■豪華絢爛な装備や価格を、伝統と品格で包むのがアストン流

 さて、DBSスーパーレッジェーラ。フロントに725psを発揮するV型12気筒ターボエンジンを搭載し、最高速度は340km/hを記録するという時点で、超が3つ付くスーパーカーです。しかもヴォランテは電動の幌が僅か15秒ほどで開閉するという、まさに盆と正月が一緒に来たような(?)豪華絢爛ぶり。

 でも、そのポテンシャルの高さ(と価格の高さ!)を闇雲にひけらかさない落ち着いたトーンにこそアストンの特徴があります。

 スロットルを踏み込めばGT500クラス以上の加速が味わえるし(たぶん)、ステアリング裏のパドルでバシバシと素早いシフトも決まる。けれど、それらの荒々しい動力性能が、上質な革内装やしっとりと懐の深い乗り心地といった各々と融合することで、アストン特有の品格ある走りが実現するわけです。

 だから、サーキットを走ってもスカッと爽快だけれど、奥様と近所に買い物に行くような場面も無理なくこなせる性能的な幅がある。

「今日は馬かアストンか迷いましたが、後者で来ました」みたいな高貴でアクティブな御仁のための1台こそがアストンマーティン。服はサヴィルロウで誂えたスーツで、その内側は鍛え抜かれた筋骨隆々の肉体(?)。ジェームズ・ボンド風の紳士にこそ良く似合う、イギリス伝統のスーパースポーツカーなのであります。
 
■アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ諸元
車体全長×全幅×全高4715mm×1970mm×1295mmホイールベース2805mm乾燥重量1863kg駆動方式RWDトランスミッション8速ATサスペンション前/後ダブルウイッシュボーン/マルチリンクブレーキ 前/後ベンチレーテッドディスクタイヤサイズ 前:265/35ZR21 後:305/30ZR21エンジン種類V型12気筒DOHCツインターボ総排気量5200cc最高出力533kW(725ps)/6500pm最大トルク900Nm(91.8kgm)/1800~5000rpm最高速度340km/h車両本体価格3796万185円

■Profile 吉田拓生 Takuo Yoshida
自動車雑誌の編集部を経て、2005年からフリーのモータージャーナリストとして活動をスタート。自動車、ヨット、英国製品に関する文章を執筆。現代のスポーツカーをはじめ、1970年以前のヒストリックカー、ヴィンテージ、そしてレーシングカーの試乗レポートを得意としている。

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