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第2世代に移行した新型「メルセデス・ベンツGLA」がついに日本上陸

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第2世代に移行した新型「メルセデス・ベンツGLA」がついに日本上陸

メルセデスの新型コンパクトSUV「GLA」が日本デビュー。まずは2.0Lディーゼルターボエンジン搭載の「GLA 200d 4MATIC」を発売

 メルセデス・ベンツ日本は6月25日、2代目となる新型メルセデス・ベンツGLAを発表し、同日に注文受付を開始した。車種展開は「GLA 200d 4MATIC」のみの設定で、車両価格は502万円。ユーザーへの納車は本年7月ごろを予定している。

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 2代目となる新型GLAは、“More character”“more space”“more safety”をキャッチフレーズに掲げたメルセデス・ベンツのSUVレンジの新エントリーモデルに位置する。基本骨格には新世代プラットフォームのMFA2を採用。また、ホイールベースを従来モデル比で30mm伸ばした2730mmに、全幅を30mm広げた1835mmに、全高を110mm高くした1620mmに設定して、居住空間の拡大を図る。一方、全長は従来モデル比で15mm短縮した4415mmとし、機動性の向上を実現した。

 エクステリアについては、SUVらしい力強さとメルセデスならではの上質さを高次元で融合させたことが特徴だ。基本フォルムは前後のオーバーハングが短く、全体にパワフルでありながらクーペのようなスタイリッシュな、曲線を用いたデザインで構成。ここに、メルセデスのSUVファミリーと共通意匠のルーバーを配したフロントマスクや新アレンジのLEDヘッドランプ、力強い造形のアンダーガードに2本のパワードームを備えたボンネット、フロントフェンダーからリアフェンダー、そしてリアのコンビネーションランプへと回り込む面の張りが強調されたショルダー部、リアにむかってなだらかに下降していくルーフライン、2分割タイプの新造形リアコンビネーションランプ、存在感を高める前後アンダーガードなどを組み込んで、スタイリッシュな都市型SUVらしさを表現する。また、リアゲート開口部を従来モデルより広げて積載性を向上させた。ボディカラーはポーラーホワイト/デジタルホワイトM/コスモスブラックM/デニムブルーM/イリジウムシルバーM/マウンテングレーMという計6色をラインアップしている。

 インテリアに関しては新型Aクラスの基本デザインを踏襲し、モダンかつアバンギャルドな造形でまとめる。ダッシュボードはインストルメントクラスター上方のカウルを廃止し、代わってワイドスクリーンディスプレイを配置。横方向のワイドさを強調しながら、新しさを主張する。また、5つの円形のエアアウトレットはジェットエンジンのタービンを思わせる印象的な造形でアレンジした。一方、前席のシートポジションは従来モデルよりも97mmほど高めに設定し、同時にAピラーの断面形状を最適化することで前方の視認性を向上。また、後席には140mm調整が可能な60:40分割の前後スライド機構を内蔵し、合わせて40:20:40の3分割シートバックを組み込んで、さまざまな使い方に柔軟に対応できるよう配慮した。

 なお、荷室容量は従来モデル比で14リットル増量の435リットル、後席シートバックをフルに倒した状態で1420リットルの容量を確保。足をリアバンパー下部に差し入れるだけで開閉したり、リモコンキーやテールゲートのボタンを押すことで開閉したりする「EASY-PACK自動開閉式テールゲート」も標準で採用している。

 装備面では、新世代の対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」の搭載がトピック。自然対話式音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロールや各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応する。さらに、スマートフォンのコネクティビティ関連機能もいっそう拡張。Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電する「ワイヤレスチャージング機能」も前席部に装備した。
 最新の安全・運転支援機能「インテリジェントドライブ」を設定したことも新型GLAの訴求点だ。歩行者および車両の飛び出しを検知した場合や先行車両および障害物を回避できない場合の自動緊急ブレーキによる被害軽減機能、車線維持機能、斜め後ろの死角の車両との衝突回避を支援する機能など、最新システムを鋭意採用。また、ステアリングアシストやアクティブレーンチェンジングアシスト、アクティブエマージェンシーストップアシストといった新機能も組み込んだ。ほかにも、自動車が通信することによりユーザーの利便性をいっそう向上させる先進的なテレマティクスサービスのMercedes me connectも設定している。


 パワーユニットには最新世代の“OM654q”1949cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジンを搭載する。最高出力は150ps/3400~4400rpm、最大トルクは320N・m/1400~3200rpmを発生。トランスミッションには新開発の「8G-DCT」(電子制御8速AT)を組み合わせる。駆動システムには可変トルク配分型4WDの4マチックをセット。さらに、滑りやすい路面で力強いトラクションを発揮する“Off-road”モードを追加したダイナミックセレクトや急勾配の下り坂でも安心して走行できるDSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)などを標準で装備した。

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