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ついに上陸!ジープのピックアップトラック「グラディエーター」ってどんなクルマ?

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ついに上陸!ジープのピックアップトラック「グラディエーター」ってどんなクルマ?

アウトドアでも大活躍の予感!Jeep「グラディエーター」の魅力

2021年11月よりJeepのピックアップトラック「グラディエーター」の受注が開始。北米市場で2018年にロサンゼルスのオートショーで紹介され、2019年より発売されているJeepのピックアップトラック「グラディエーター」とはどんな車なのだろか。一足先に販売されているアメリカ市場での人気は?

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そもそもピックアップトラックとは…

日本ではあまり馴染みがない車のスタイル「ピックアップトラック」。簡単に言うと乗用車のように座席があるが、その後部がトラックのように大きな荷台スペースがある車のこと。

アメリカでは人気があるスタイルで、荷台に天井がないため、高さがある荷物が置け、ソファーやベッドなど運ぶことが可能。また、高さがあるサーフィンボードやキャンプ用品もたっぷり入るのでアウトドア好きの人に人気の車種だ。

グラディエーターの特徴

Jeepブランドで絶大的な人気を誇るラングラー。その現行モデルJLの「ラングラーアンリミテッド」がベースとなっているため、正面から見た感じはラングラーとほぼほぼ同じ。

ラングラーの特徴の丸いヘッドライト、飛び出たフェンダーも継承している。

内装もほぼ「ラングラーアンリミテッド」と変わらず、大きな違いは荷台があるかどうか。ただし、荷台があることで全長、ホイールベースが長くなっている。

日本仕様のグラディエーター(グレード:ルビコン)

全長:5.600mm

全幅:1.930mm

全高:1.850mm

最大トルク:35.4kg.m / 4.100ECE

日本仕様のラングラーアンリミテッド(グレード:ルビコン2.0L)

全長:4.870mm

全幅:1.895mm

全高:1.855mm

最大トルク:40.8kg.m / 3.000ECE

実際のオフロードの走行性は?

アメリカに住む筆者は、2019年にJeepの2ドアのラングラーを購入したが、アメリカではちょうど新型のグラディエーターが市場に出回っていたとき。

新しモノ好きの筆者は、新型のグラディエーターに惹かれたが、夫婦2人暮らしにピックアップは大きく、また、市場に出回ったばかりのグラディエーターは、私が欲しいカラーがなかったことから、ラングラーを選んだ。

私が持つJeepの2ドアのラングラーも通常の車よりも走行性は優れている。多少の凸凹道でもグイグイ進み、ラングラーのオフロードのポテンシャルは高い。しかし、グラディエーターはパワーがあり、走行性はそのさらに上をいく。

私の知り合いがグラディエーターを愛用しているが、同じオフロードに行った場合、私の車で行けない道でもグラディエーターは進む。その走行性は高く、正直ちょっとグラディエーターが欲しくなるほど。(ドライバーの力量、車のカスタムによっても異なります)

そして、やはりキャンプに行く場合、荷台スペースがあるのは魅力的だ。我が家はラングラーの2ドアということもあり、荷物スペースは少なく、キャンプに行くとき車の中が荷物でパンパンになるが、グラディエーターのように荷台があれば、キャンプ用品と同時にカヤックを持って行くこともできるし、荷台は簡単に水洗いができるため、汚れたものも置きやすい。

ラングラーのカスタムパーツはさまざま出ているが、グラディエーターのピックアップトラック用のパーツもアメリカでは多く発売され、キャンピングカーにカスタムできるキッドもあり、いろいろカスタムできる点もおもしろい。

日本で定着するか

アメリカでは発売当初、グラディエーターが走っている姿を目にすることが少なく「やはりラングラー好きはラングラーなのかな」と思っていた。しかし、カラーやモデルが増えたこともあり、昨年あたりから街中でもグラディエーターをよく目にするようになり、アメリカではラングラーと同様グラディエーターも定着しつつある。

「ラングラー好き」は愛好家が多いことでも知られているが、特にその人たちにとって「ラングラー」のピックアップトラックスタイルは気になるところだろう。だが、日本はピックアップトラックというスタイルに馴染みがなく、また車幅や駐車スペースが狭い日本で、小回りがきかない大きいサイズの需要があるかどうかは正直わからない。

ただし、このパワーと走行性、広い荷台は魅力的。キャンプ好きな人は、これをカスタマイズして車中泊用にすることもでき、カヤックやサップなど大型のアウトドアギアも難なく入れられる。日常的な車としてだけでなく、農作業車として、軽トラックよりパワーがあり荷台が広いグラディエーターを使うのもイキな感じがする。

また、通常の車では走行が困難な場所でもグイグイ走れるため、災害時などいざというときにも頼りになる。

遊び心があり、アウトドアでのポテンシャルが高いグラディエーター。今後日本でも、ピックアップトラックが走行している姿を当たり前に見れるようになるのだろうか。

文/舟津カナ

編集/inox.

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みんなのコメント

12件
  • 4トントラック並みのサイズですね。買う方は、気をつけてください。
  • >通常の車では走行が困難な場所でもグイグイ走れるため、災害時などいざというときにも頼りになる

    むしろ、「通常の道でも走行困難な場所が多いため、災害時どころか日常でも苦労することになる」が正しい

    日本の道路環境、都市環境では。。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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