今年も、モナコGPが開催される時期がやってきた。木曜日にフリー走行を行ない、金曜日は走行が行なわないという伝統的なスケジュールは崩れ、他のグランプリと同じく金曜~日曜の3日間開催とはなるが、今年で79回目を数える伝統あるレースだ。
舞台は狭く、曲がりくねった難攻不落のモンテカルロ市街地コース。2022年のF1マシンはグラウンドエフェクト・カーとなり、マシンの特性が一変。低速域は苦手なマシンだと考えられているが、予算制限の影響もあって、チームが何らかのスペシャル・アイデアを持ち込むのは難しいかもしれない。
■【伝説のモナコGP】アイルトン・セナが”ライオン”を飼い慣らした日:1992年
しかし過去にはカレンダーの中でも唯一無二のこのコースでパフォーマンスを見出すため、チームがクレイジーなアイデア、印象的なパーツを投入してきた歴史がある。
本稿では、そうしたアイデアの一部を紹介していこう。
■1969年 サスペンションに直接取り付け! ギロチン・ウイング
1969年のモナコGPに持ち込まれたマクラーレンM7Cには”ギロチン・ウイング”と呼ばれた巨大なウイングが取り付けられていた。
これは、ウイングが前後2枚取り付けられているだけでなく、ステーが直接サスペンションアームに取り付けられていて、タイヤにしっかりと荷重をかけるものの、不安定さも兼ね備えていた。例えばウイングが外れてしまったならば、一気にタイヤの荷重が抜けてしまい、大事故につながる可能性もあったのだ。このモナコでは5位に入ったものの、FIAは後に使用を禁止することになった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
あえて今、「マニュアル車」という選択肢! “電動化時代”におけるその存在意義とは
もはやガソリン車より便利に…? 高速道の「EV充電器」怒涛の増設! 魔の空白区間?―“出ていいよ”
人気の無料地図アプリ「グーグルマップ」の道案内はまだ“純正カーナビ”にはかなわない!? 使いこなすのに覚えておくべきアプリの“クセ”とは?
みんなのコメント
タイレル時代の6輪車や冷却用のラジエターがフロントボディの上に装着した車といいみんな知恵を絞っていて他のチームを出し抜こう必死だったんだね、現在の規定は厳しすぎるのかな?
もっと個性的な車が出て来て欲しいと思う。