MotoGP2019年シーズンの最終戦バレンシアGP予選は、ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロがポールポジションを獲得し、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が2列目に並ぶなど、ヤマハ勢が好調だった。
一方、下位に沈んだのがバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)だ。ロッシはクアルタラロからほぼ1秒遅れの12番手タイムに留まり、Q2参加ライダーの中で最後尾となってしまった。
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ロッシはQ2後半の2回目の出走でタイム改善に失敗。出走1回目より0.2秒遅いタイムを記録するのが精一杯であり、FP3での自己ベストタイムよりも遅いタイムで予選を終えた。
「複雑な1日だった。今朝はとても寒くてコンディションは素晴らしいものではなかった。それでも僕は最終的に4番手タイムで、目標だったQ2に直接進めた。FP3は良かったんだ」と、ロッシは言う。
「だけど予選は上手く行かなかったから、あまり満足できない。適切な戦略を採れなかった」
「2本目のタイヤでは、良くない瞬間にトラックに出てしまって、残念ながらタイムを改善することはできなかった。トラフィックが酷かったんだ。だから僕らのポテンシャルは確実にもっと良いはずだ」
ロッシは予選でのこうした事柄は、ままある”運”の問題だとしぶしぶながら認めつつ、摩耗したタイヤで走っていたポル・エスパルガロ(KTM)の後ろで走行するべきではなかったと悔いた。
しかし、同時にロッシは2020年シーズンに向けて、ヤマハのクルーも予選のアプローチを改善するべきだと話している。
「今日、僕は不運だった。ポル・エスパルガロの後ろをとったんだけど、彼はユーズドタイヤで走っていた。だからそこに居るべきではなかったんだ」
「でもとにかく、僕らは戦略面では素晴らしい訳ではないように思える。だから来年は改善が必要だし、他のやり方で取り組もうとすることも必要だ」
またロッシは決勝レースに向けてあまり楽観的な予想は持っていないとも認めた。
「12番手からのスタートは確かに厳しい。なぜならここバレンシアはオーバーテイクが最も難しいトラックのひとつだからね」
「それに僕のペースは悪くはないけど、素晴らしくもないという点もある。だから厳しいレースになるだろう」
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