世界ラリー選手権(WRC)ラリージャパンSS15では、TOYOTA GAZOO Racingの勝田貴元がステージ優勝を果たした。
DAY2とは異なりDAY3以降はドライでの走行になるかと思われたが、三河湖SSで行なわれたSS14ではステージ途中に雪が降り注いだ。
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ただ、三河湖SSから南下して行なう新城市SSがスタートする段階で雪は既に止んだ。そのため各ドライバーともドライタイヤを履いたまま、問題なくラリージャパンで最も速度が出るステージを走ることができた。
ただ湿った路面以外にも枯れ葉が落ちていたり、苔が生えていたりと、新城市SSのトリッキーな路面コンディションに手こずるドライバーも少なくなかった。
その中で、前日にクラッシュがありつつもDAY3で好調を維持しているトヨタの勝田は、昨年から全長が短縮されて6.70kmとなったコースを3分19秒7で駆け抜けた。
続くM-スポーツのオット・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤ組は勝田に1.9秒、ヒョンデのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組は1.5秒及ばず。総合トップ3に立つトヨタのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組、セバスチャン・オジェ/ヴァンサン・ランデ組、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組も路面コンディションに手を焼き、トップタイムとはならなかった。
最終的に、攻めの姿勢を続ける勝田がSS15でもステージ優勝。DAY3ではステージ3連勝、今年のラリージャパンで7回目のステージ優勝となった。
総合順位に大きな変動はなく、トヨタが総合トップ3をキープ。勝田は総合5番手のタナクに3.6秒差、総合4番手のラッピに33.7秒差と、勝田自身が目標とした総合4位に接近している。
DAY3は残すところ豊田スタジアムでのスーパーSS(SS16)のみとなった。
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