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SUVだらけと思ったらまだ「だらけ」じゃなかった! まだまだ終わらないSUV化の大波と「選び方」に注意が必要な現状

掲載 更新 7
SUVだらけと思ったらまだ「だらけ」じゃなかった! まだまだ終わらないSUV化の大波と「選び方」に注意が必要な現状

 この記事をまとめると

◼︎実用車のみならずスーパーカーブランドまでSUV市場に参入

なんちゃってヨンクだらけの今こそ乗りたい「悪路御用達」の男前国産SUV4選

◼︎スポーツカーやセダンまでSUVになりつつある

◼︎今後はユーザーがSUVに対して「なに」を求めるかが新車の方向性を決める

 何でもかんでもSUV! メーカーの真意とは?

 空前のSUV、クロスオーバーブームだ。何しろ日本が誇る国民車のカローラにクロスオーバーモデルがラインアップされ(ヴィッツの後継車となるヤリスにもヤリスクロスがあって大人気)、日本伝統のサルーン、クラウンまでもがクロスオーバー化されるかも知れないのが時代の勢いなのである。

 実用車のクロスオーバーモデルなら、なんとなく時代を反映した設定としてわかりやすいのだが、世界を見渡してみると、スーパーカーのランボルギーニやマセラティ、スポーツカーのポルシェにも以前からウルス、レヴァンテ、そしてもはやポルシェの定番の1台となったカイエンがあり、アルファロメオにもステルヴィオというクロスオーバーモデルが用意される時代なのである。

 国産車の過去を振り返れば、世界最高峰の燃費性能が売りだった先代アクアにもX-URBAN改め、最低地上高を170mm高めたクロスオーバーグレードがマイナーチェンジを機に追加されていたし、現行フィットにもクロスターという人気グレード、いや、もっともカッコいいフィットと個人的に思っている最低地上高160mmのクロスターが用意されているのだ(フリードクロスターもある)。

 また、インプレッサベースのスバルXVのように、全車AWDとし、最低地上高200mm、フォレスター譲りのXモードを備えた、悪路走破性に優れた、ハッチバックモデル派生ながら本格クロスオーバーモデルへと進化している例もある。

 それは軽自動車の世界にも波及し、元々、本格クロスカントリーモデルのジムニーと言った車種とは別に、アウトドアに似合うスペーシア ギア、タフトといった軽クロスオーバーモデルの人気も絶大だ。ただし、タフトは最低地上高190mmを確保しているものの、スペーシア ギアのように、最低地上高が標準スペーシアと同じ150mmのままの、なんちゃってSUV的なクルマも存在する。そもそも、VWのT-CROSS(ポロベース)のように、駆動方式がFFのみで4WDのない、ライトなクロスオーバーモデルも数多くあるのが実情だ。

 クラウンまでもSUV化!? 今後のユーザーは何を求めるのか

 そんな、なんでもSUV、クロスオーバーモデルにしちゃえ!! という流れは、想定外の車種にも及び始めている。まぁ、クラウンのクロスオーバーが筆頭なのだが、そのほかにも、カーシェアサービス用の特装車ながら、アルファードを2列シート化し、SUV風のエクステリアを与えた、フォーマルな高級ミニバンにしてアウトドアに似合ってしまうゴツいアルファード=ポタリング仕様が登場しているし、e-POWERでおなじみのコンパクトカー、ノートにもオーテックからノートAUTECHクロスオーバーが加わり、この10月7日から発売されているのだ。

 その仕様はなんちゃってとは程遠く、最低地上高を25mmアップするとともにタイヤを大径化し、専用サスペンションを奢り、さらにクロスオーバー化のお約束と言える専用のフェンダーアーチプロテクター、サイドシルプロテクターなどを装着。ノートの温和なイメージを激変させている。2WDのほか、専門家にも絶賛される4WDも選べるから、カッコだけのクロスオーバーモデルとは一線を画すと考えられる。このノートAUTECHクロスオーバーは日産本体のモデルではないものの、その注目度、売れ行きによっては、新型アクアも先代同様、クロスオーバーモデルを追加する可能性大ではないだろうか。

 さらなる意外性あるクロスオーバーモデルといえば、スバルWRX S4の北米仕様にある黒い樹脂製のホイールアーチ、プロテクターを装着したモデル。ついに究極のドライビングプレジャーを発揮するスバルの走りの象徴、WRXにまで、クロスオーバーテイストの波が押し寄せたということになる!! もちろん、アウトドアやキャンプに使ってくださいね、というモデルでは決してないのだが……。

 いずれにしても、この先、びっくりするようなクロスオーバーモデル化の波が、世界的に押し寄せてくることは間違いなさそうである。本家SUV、クロスカントリー&クロスオーバーモデルもうかうかしていられないということだ。

 そうした、軽自動車、コンパクトカーからサルーン、スポーツカー、ミニバンに至る、これまでの常識を覆すSUVテイストに仕立てられたクルマが乱立するようになれば、ユーザー側としては、SUV、クロスオーバーモデルに何を求めるのか? の意識が、より強く求められることになるだろう。カッコだけで満足できるのか、高い走破性まで必要とするのか……。

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みんなのコメント

7件
  • タイトルと中身の不一致ぶりは相変わらずだな。
    で、書いたのは伊達軍曹あたりか?こちらも相変わらずとっ散らかった文章で読み辛くて主旨が分かりにくいことこの上もないな。
  • 車高高くして適当なパーツ、パワートレインも一緒なのに価格だけ割高だから、メーカーが儲かって仕方ないだけ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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