「RS」であることを主張する専用仕立ての内外装
“ロードセイリング”の頭文字から名づけられた「RS」は、ホンダ車にとって特別な意味を持つグレードです。
【画像】「えっ!…」SUVでも心地いい走りを堪能できる! これがホンダ「ヴェゼル」の新グレード「RS」です(30枚以上)
「RS」が初めて設定されたのは1974年。初代「シビック」の追加グレードという位置づけでした。標準モデルの60psから76psヘと最高出力アップが図られたエンジンに、5速MT(標準モデルは4速)をドッキング。さらに、スポーティな専用セッティングを施したサスペンションを組み合わせ、走りの性能を引き上げたのがホンダ初の「RS」でした。
そんな「RS」グレードが、人気のコンパクトSUVである現行型「ヴェゼル」のハイブリッド仕様に登場。正式名「ヴェゼル e:HEV RS(イーエイチイーブイ アールエス)」にさっそく試乗してみました。
目の前にある「ヴェゼル」が「RS」か否かということは、ひと目見ただけで判別できます。
初代「シビック」の「RS」は、専用装備である砲弾型フェンダーミラーやホイールリングを組み合わせたブラックホイールを装着することで“「RS」らしさ”を演出していました。それと同様、現行型「ヴェゼル」も専用の仕立てとなるエクステリアで「RS」であることを主張します。
最も分かりやすいのは、前後バンパー下にいわゆる“ロアスカート”のような専用デザインが施され、特別なコーディネートとなっている点。15mm小さくなったロードクリアランスや、専用デザインとなるフロントグリル、ドラミラーのブラック化なども「RS」らしいスポーティなたたずまいを演出しています。
そんななか見逃せないのは、前後バンパーやドア下の樹脂パーツに、「RS」以外にはないダーククロームメッキのパーツが組み込まれていること。これは「RS」は単なるスポーティグレードではなく、上質さも兼備したモデルなのだという表れと受け取っていいでしょう。
インテリアにおける違いは、標準モデルではグレーとなるピラーやルーフの内張りが、ブラック化されていることと、ダッシュボードなどの各部に、差し色のレッドがあしらわれていること。この辺りはスポーティモデルで定番のコーディネートといえそうです。
そんな「RS」グレードで見逃せないのは、シャークフィンアンテナを省いていることです。理由は、機械式立体駐車場にも入れられるようにとの配慮から。「RS」はローダウンサスペンションでマイナス15mm、さらにシャークフィンアンテナの非装着化でトータル30mmの車高ダウンを実現。全高を1545mmとし、機械式立体駐車場に対応させています。これは都市生活者にとって、うれしいポイントといえるでしょう。
ちなみに、シャークフィンアンテナの代わりとして、リアゲートガラスにプリントアンテナが装着されています。そう聞くと「コストダウンでは?」と思う人もいるでしょうが、実はこれ、ハイブリッドカーでは結構ハードルの高い装備なのだとか。理由はノイズ対策で、モーターやインバーターなどが強いノイズを発するハイブリッドカーでは、ノイズの発生源に近い位置にあるプリントアンテナはその対策に難儀するのだそうです。
引き締まっていて、しかも上質な走り味が魅力的な足まわり
そんな「ヴェゼルRS」で最も注目すべきは、なんといっても専用のバネ&ダンパーを採用した足まわりと、同じく専用制御となるパワステです。
それらによってつくり込まれた走りは、「きっと硬めの乗り心地だろうな」と思っていました。しかし、標準モデルの「Z」グレードと乗り比べてみても、「RS」の乗り心地はフロントシートに座っている限り、全く悪くはありませんでした。
もちろん、サスペンションが引き締められている分、路面からの入力は大きめです。しかし、減衰が強く、車体の揺れが一発で抑えられるため、「Z」グレードより車体が揺れている時間が短く好印象。これは好みの領域ですが、筆者(工藤貴宏)は「RS」の方が好印象です。
「RS」のダンパーは“単に硬い“わけではなく、オイルの流路を工夫した構造によって初期の動きが良化していることから、衝撃を受けた際もカドが取れた乗り味になっています。そうしたことも走りの好印象につながっているのでしょう。
肝心のハンドリングですが、「RS」最大の美点はステアリングを切り始めるときのフィーリングと、その際の車体の反応だと思います。いわゆる“微小舵角”といわれる、わずかにステアリングを動かした際に感じられる、スーッと引っかかりなくクルマが動いてくれる感覚が気持ちいいですね。
加えて、ステアリング操作に対してクルマが遅れることなく向きを変える際の動きが軽快。まるでライトウェイトスポーツカーのようなクルマとの一体感を味わえます。
* * *
ホンダのスポーツモデルといえば「タイプR」をイメージする人が多いでしょう。その走り味は、鋭いナイフのごとくスパッと向きを変え、グイグイ曲がっていくシャープな印象です。
しかし「RS」のハンドリングは、そんな走り味とは一線を画しています。日常的なシーンにおいて、それこそ普通の速度で交差点を曲がるようなシーンでも「なんだか気持ちいいな」と思える走りこそ「RS」の真骨頂。乗り心地とのバランスもよく、誰にでもオススメできるグレードです。
新しい「ヴェゼルRS」は「これまで運転を楽しいと思ったことはあまりなかったけれど、なんだかドライブしていて楽しいな」と感じる人を増やしてくれるクルマ……筆者はそう位置づけています。(工藤貴宏)
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みんなのコメント
フィットよりも重いからねぇ、、、