ゾウや馬、牛の標識も!
海外には、日本では考えられないような交通ルールや、それに伴う交通標識があるのだろうか?
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まず、道路標識のベースとなるのが道路交通法だ。道路交通法は国や地域によって制定するため、社会情勢や交通事情に伴い、若干の差が生じることは理解できる。
ただし、いまや世界中の人々がさまざまな交通手段によって国境を越えて、または海を越えて移動できるようになったため、道路交通法や道路標識についても、基本的な理解を共通化する必要がある。そうした協議の場が、国際連合(国連)の欧州委員会のワーキングであるWP1(ダブルピーワン)だ。近年、WP1は自動運転に関する国際協調の場として、国連本部があるスイスのジュネーブで世界各国の交通行政に関わる省庁関係者が会合を重ねてきた。
こうした国際協調が進むなか、日本人があっと驚くような道路標識はほぼないといえる。それでも、国や地域における、いわゆるローカルルールとしての解釈から、道路標識における違いがある場合がある。
その例をいくつかご紹介する。
●道路を通行する動物の制御
日本では、道路を定常的に移動する動物といえば、基本的には人であり、特殊な事例としては馬がある。これが海外になると、馬にそのまま乗るパターンや、馬車があり、さらには水牛が引く牛車がある。さらには、ゾウが人やモノを運ぶケースもある。
そのため、アフリカやインドなどでは、ゾウ、馬車、牛車の通行を許可、または禁止する道路標識が存在する。
また、インドの場合、人口がかなり多い都市部でも、日中に牛が単独で歩いている光景に出くわすことがある。ただし、インドでは牛は神聖な存在であるため、牛の移動に対して道路標識で制限を与えることはしていない。
わざわざ赤信号での右左折禁止を警告する標識も!
●高速道路を人が”慌てて渡る”から注意
アメリカのカリフォルニア州のフリーウエイ5号線。サンディエゴからメキシコ国境に近づく地域に、親子が手を取りあって慌てて渡る図柄を描いた標識がある。フリーウエイなのだから、クルマの走行速度は時速100キロを超えており、このあたりは交通量も多い。そこを親子連れが横断するから前方を注意しろ(?)というのだ。
これは、メキシコからアメリカに不法入国しようとする人たちを示したものである。こうした行為は当然、夜間に多いため、ドライバーを最新の注意を払わなければならない。
●ノー・ターン・オン・レッド
これもアメリカの道路標識だが、けっして珍しくなく、全米で頻繁に見ることができる。
直訳すれば、「赤信号で交差点を曲がってはいけない」となる。日本人にとっては「なにをいまさら、当たり前のこと」と思うかもしれない。
だが、見方を変えると、この標識がなければ「赤信号で交差点を曲がって良い」ということになる。これが、ニューヨークのマンハッタンなど一部の地域を除き、全米50州で採用されている交通ルールだ。
アメリカで生活したり、何度か旅行でアメリカを訪れていれば、こうしたアメリカ独自の交通ルールをご存じの方もいると思うが、日本では一般的にはまだまだ知られていないのではないだろうか。
ところ変われば交通ルールも若干変わり、そのため道路標識にも珍しいものがある。
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