レッドブルは、ホームレースとも言えるオーストリアGPを、マックス・フェルスタッペンがリタイア、角田裕毅が16位と無得点で終えた。このことにより首脳陣は、今季のタイトル争いが絶望的になったかもしれないと考えている。
ここ数年間、トップチームの座に君臨してきたレッドブル。昨年こそコンストラクターズチャンピオン獲得は逃したものの、フェルスタッペンは4年連続でタイトル獲得中。しかし今回のオーストリアGPで、そのかつての強さは見る影もなかった。
■レッドブルのホーナー代表&マルコ博士、苦戦続く角田裕毅について言及「ユウキを助け、自信を取り戻せるかどうか見守っていく」
フェルスタッペンはスタート直後にメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに追突されてリタイア。チームメイトの角田も、予選18番手に沈み、決勝ではペナルティもあり16位と、完走した中で最下位で終えた。
この結果フェルスタッペンは、ドライバーズランキング首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に61ポイントもの大差をつけられることとなり、チームとしても首位マクラーレンに255ポイントもの差をつけられただけでなく、フェラーリやメルセデスにも先行されてランキング4番手……いずれも絶望的な状況に陥っている。
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、レッドブルとして調子を取り戻さない限り、これだけの差を残り13戦で埋めるのは不可能だろうと考えている。
「次の2レースで、いくつかのアップデートを投入することを予定している。しかし今回のパフォーマンスは、チャンピオンシップを諦めざると得ないと言ってもいいくらいだった」
マルコ博士はオーストリアのテレビ局ORFのインタビューにそう語った。
本気でそう言っているのかと尋ねると、マルコ博士は次のように付け加えた。
「この差だ。実力で勝てるようになるために、早く追い上げなければいけない。マックスは今、何ポイント遅れているんだ?」
「マクラーレンのパフォーマンスを見れば、それが分かるだろう。彼らは新パーツを投入したカナダで少しパフォーマンスを落としただけだ。また同じことが起きると期待することはできない。だから、状況はよくないと思う」
「残念ながら、60ポイント差というと、3レース分の勝利にほぼ匹敵する差があるわけだ。これを挽回するのは、非常に難しい」
チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、今季のタイトル争いがマクラーレンのふたりの一騎打ちになっていると認めた。
「マクラーレンは、お互いに競り合っている。彼らは他チームとの差を広げているんだ。我々は、ただ一戦一戦に集中するだけだ」
「チャンピオンシップのことなど考えていない。次のシルバーストンでのレース、そこで何ができるのかということに集中している」
「このチームには、依然として強さと層の厚さがあると信じているが、残念ながら期待していたようなパフォーマンスは得られていない」
「今のレギュレーションは最終年を迎えている。既存のツールの一部には限界があると思うが、18ヵ月前には全てのレースで勝利を収めたマシンを設計したのと同じメンバーが集まっている。彼らが一夜にして、愚か者になったわけではない」
「だから、マクラーレンの素晴らしい仕事ぶりを認めなければいけない。彼らに祝福を」
「しかし我々にとって重要なのは、より一層努力することだ。全員が信じられないほど懸命に取り組んでいる。より賢く働いている。今後数レースの結果を見てみよう」
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