ビー・エム・ダブリュー株式会社は9月29日、マイナーチェンジした改良新型「5シリーズ」に2つのMモデル「M5」および「M550i xDrive」を設定し、同日販売を開始すると発表した。
このうちトップモデルのM5は、サーキット走行も視野に入れた、“Mハイパフォーマンスモデル”と位置付けられる超高性能版。モータースポーツ活動を受け持つBMW M社が開発した最高出力600PS、最大トルク750Nmの4.4リッターV8ツインパワーターボユニットを搭載し、0-100km/h加速は3.4秒を達成する。
改良型ではベースモデルと同様、L字型を強調したLEDヘッドライトを採用したほか、リアコンビネーションライトも周囲をブラックアウトしさらに立体的な造形とされた。パフォーマンスの点でも、新たに電動アクチュエーターを備えたM専用インテグレーテッド・ブレーキ・システムを標準装備。約2kgの軽量化とともに減速に必要なペダル踏込量の調整も可能としている。
インテリアではシフトセレクターやスポーツシートのデザインが一新された。よりハードコアなモデルを求める向きには、最高出力を625PSへと高め、0-100km/h加速を3.3秒まで短縮した「M5 Competition」が改良型でも引き続きラインナップされる。
一方、新たにカタログモデルとなったM550i xDriveは、サーキットで培った技術により走行性能を高めた“Mパフォーマンスモデル”という位置付けとなる。M5と同じく4.4リッターV8を搭載するが、アウトプットは最高出力530PS、最大トルク750Nmとされ、常用域でのコンフォート性能がより高められた。とはいえ、0-100km/h加速は3.8秒というリアルスポーツ並みの俊足で、Mパフォーマンスモデル専用色となるセリウムグレーのキドニーグリル、エアインテークなどによりルックスもスポーティに仕立てられている。M550i xDriveは昨年末に限定車として国内導入されたが、人気を受けて正式ラインナップに昇格した格好だ。
このほか、「OK, BMW」の掛け声で起動する音声認識機能、一定の条件下でハンズフリー走行を可能とする運転支援システム、iPhoneによる解錠/施錠・エンジン始動機能など、両モデル共通の新装備も数多くおごられたM5およびM550i xDrive。納車は10月以降が予定されており、車両価格(税込)は以下のとおりとなる。
・M550i xDrive 13,190,000円
・M5 17,920,000円
・M5 Competition 18,770,000円
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みんなのコメント
しかし同スペックのメルセデスベンツE63Sはもっと安いし内装も近未来的だしで、なんか腑に落ちないなぁ