若者のニーズに応えたEV
ステランティスと提携している中国のEVメーカー、リープモーター(Leapmotor)は、若い購入者をターゲットにしたコンパクトなEVセダン『B01』を発表した。
【画像】Cd値0.197! 空力に特化したスムーズなデザイン【リープモーターB01を写真で見る】 全6枚
メルセデス・ベンツCLAとほぼ同じサイズの5ドア・ファストバックで、中国での価格は約1万400ポンド(約200万円)相当となっている。現時点では中国仕様のみが発表されており、ルーフに搭載されたLiDARセンサーが特徴だ。
リープモーターは欧州市場に積極的な姿勢で、2027年までに英国で6車種のラインナップを展開する計画を表明しているが、B01が導入される可能性は低いと見られている。現在、英国では小型のT03、クロスオーバーのB10、SUVのC10がデビューしている。
リープモーターの関係者はAUTOCARの取材に対して、欧州での小型セダンの販売を検討中ではあるものの、近年、セダンの需要は減少していると指摘した。
B01の詳細はまだ明かされていないが、「セグメントトップ」の航続距離650kmを謳っている。ただし、これは中国のCLTCテストサイクルに基づく数値であり、評価基準が比較的寛容なため、欧州のWLTPでは560km前後になると予想される。
バッテリーの素材や容量は未確認だが、B01の長距離走行能力は、その流線型のファストバックシルエットにも支えられている。空気抵抗係数(Cd値)はわずか0.197で、ポルシェ・タイカンやテスラ・モデルSよりも優れている。
上海モーターショーでの発表に際し、リープモーターの上級副社長ツァオ・リー氏は、B01は「若い消費者がクルマに求めているもの」に応えるために設計されたと語った。
同氏は、「センスのある若者たち」にとって、中国で現在販売されている同サイズ、同価格のクルマ(主に配車サービス向け)は「不十分」であるとした。
「彼らは優れた機能と品質、すべてを求めているのです!」
B01が欧州に輸出されることになった場合、おそらくシトロエンe-C4などと競合する2万ポンド台半ば(約380~480万円)の価格帯となるだろう。
標準装備として、ブラックカラーのトリム、スポーツティなアルミホイールデザイン、2色のインテリアカラー、14.6インチのタッチスクリーン(無線アップデート対応)、およびリープモーターが「メルセデス・ベンツと同等のサプライヤーから供給された」と説明するクロームパーツが採用されている。
その他の注目すべき特徴としては、256色のアンビエントライト、460Lのトランクの下に隠された70Lの「マジック拡張スペース」、センターコンソールの後部に設置されたティッシュボックスなどがある。後者については、中国市場で重要視される後部座席の快適性を考慮したものだ。
B01のパワートレインの仕様詳細は後日発表される予定だが、シングルモーターによる後輪駆動となることが確認されている。
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みんなのコメント
そしてソニーホンダのアフィーラみたいだけど、安さでこっちの方がよく見える。