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マセラティ初のハイブリッドモデル「ギブリ・ハイブリッド」とV8エンジン搭載のギブリ/クアトロポルテ「トロフェオ」が本年6月上旬より日本導入を開始

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マセラティ初のハイブリッドモデル「ギブリ・ハイブリッド」とV8エンジン搭載のギブリ/クアトロポルテ「トロフェオ」が本年6月上旬より日本導入を開始

マセラティが日本における2021年モデルのラインアップと車両価格を発表。ハイブリッドモデルの「ギブリ・ハイブリッド」やトロフェオ・コレクションのギブリ/クアトロポルテを新設定

 マセラティ ジャパンは2021年4月14日、日本における2021年モデルのラインアップと車両価格を発表した。

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車種展開は以下の通り。
■ギブリ
ギブリ・ハイブリッド:956万円(2021年6月上旬発売予定)
ギブリ・ハイブリッド・グランルッソ/グランスポーツ:1106万円(2021年6月上旬発売予定)
ギブリ・グランルッソ/グランスポーツ:1156万円
ギブリS・グランルッソ/グランスポーツ:1331万円
ギブリS Q4・グランルッソ/グランスポーツ:1411万円
ギブリ・トロフェオ:1801万円(2021年6月上旬発売予定)
■クアトロポルテ
クアトロポルテ:1312万円
クアトロポルテ・グランルッソ/グランスポーツ:1462万円
クアトロポルテS・グランルッソ/グランスポーツ:1667万円
クアトロポルテS Q4・グランルッソ/グランスポーツ:1767万円
クアトロポルテ・トロフェオ:2302万円(2021年6月上旬発売予定)
■レヴァンテ
レヴァンテ:1122万円
レヴァンテ・グランルッソ/グランスポーツ:1277万円
レヴァンテS・グランルッソ/グランスポーツ:1502万円
レヴァンテGTS:1872万円
レヴァンテ・トロフェオ:2077万円
■MC20
MC20:2650万円

 新導入モデルを中心に2021年モデルの概要を報告しよう。
 まずギブリ・ハイブリッドは、現行ギブリ用のM156プラットフォームをベースに、電動化に即した緻密かつ入念な改良を実施。新開発のパワートレインは、1998cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンに、BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)と駆動用バッテリー、eブースター(電動コンプレッサー)、DC/DCコンバーターで構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。BSGはオルタネータの機能を有し、減速時に発生したエネルギーを電力に変えて、車両後方に配置したバッテリーに充電。ここからエンジンに組み付けられたeブースターに給電する。そして、eブースターはターボチャージャーと連動させることで低回転時のパワーの立ち上がりを支援する仕組みだ。また、制御モードとしてエンジンと電動システムを高バランスで最適化するノーマルモードと、電動システムがフルにパワーを発揮して加速力を高めるスポーツモードを設定した。
 最高出力は330ps/5750rpm、最大トルクは450Nm/4000rpmを発生。トランスミッションには専用セッティングのZF製電子制御8速ATを組み合わせ、0→100km/h加速は5.7秒、最高速度は255km/hの高性能を発揮する。また、WLTPサイクルによる燃費消費率は8.5~9.6リットル/100km、CO2排出量は192~216g/kmと優秀な数値を達成した。

 マセラティのチェントロ・スティーレ(デザインセンター)が手がけたエクステリアは、フロントフェンダーの3連サイドエアベント周囲やCピラーに配したトライデントのエンブレム、そしてブレンボ製のブレーキキャリパーに、クリーンなイメージを象徴するブルーのアクセントを施したことが特徴。音叉をモチーフとしたダブルブレードスポークのフロントグリルやブーメランシェイプのリアコンビネーションランプなども新しいアレンジだ。シューズには専用デザインのアロイホイールに235/50R18タイヤを装着する。一方、インテリアにもブルーのアクセントが施され、シートやドアトリムのステッチ、そしてヘッドレストのトライデントロゴなどに採用。また、シフトレバーの造形を新タイプに変更する。ほかにも、オーディオなどの操作ができるアルミ製ダイヤル式ロータリーコントロールやアルミ製パドルシフトを配した本革巻きステアリング、12Way電動アジャスト機構付きレザー表皮スポーツシートといった上級アイテムを標準で設定。さらに、HDスクリーンには新しいグラフィックを施し、合わせてセンターのディスプレイはフレームレスの10.1インチにサイズアップした。

 マセラティの高性能バージョン「トロフェオ」コレクションに関しては、既存のレヴァンテに加えて、ギブリとクワトロポルテに拡大展開する。肝心のパワーユニットは、マセラティ専用に伊マラネロのフェラーリ工場で製造した3799cc・V型8気筒DOHC直噴ツインターボエンジンで、最高出力は580ps/6750rpm、最大トルクは730Nm/2250~5250rpmを発生。トランスミッションには専用セッティングのZF製電子制御8速ATを組み合わせ、駆動システムはギブリが後輪機械式リミテッドスリップ・セルフロッキング・デフ付き後輪駆動、クアトロポルテがセルフロッキング・デフ付き後輪駆動で構成する。また、2モデルともに特別なセットアップを施した統合車両制御(IVC)システムを搭載し、ドライビングダイナミクスを強化。さらに、ローンチ・コントロール機能も組み込む。0→100km/h加速はギブリが4.3秒、クアトロポルテが4.5秒、最高速度は2モデルともに326km/hの俊足ぶりを実現した。

 エクステリアはハイパフォーマンスモデルであることを誇示する意匠を随所に採用したことが特徴だ。フロント部はブラックピアノ仕上げデュアルバーのグリルやカーボンファイバー仕上げのエアダクトトリムなどを組み込んで精悍なマスクを演出。また、ギブリには冷却性を高める2つのエアダクトを備えたフロントフードをセットする。サイドビューはエアベントフレームとCピラーのサエッタロゴにレッドのアクセントを施したことがトピック。リアセクションは3200GTやアルフィエーリのコンセプトカーにインスパイアされたブーメラン形状のライトおよびカーボンファイバー仕上げのエクストラクターなどを配して、印象的な後ろ姿を創出した。また、足もとには存在感をより引き立てる21インチのオリオーネホイールを装着する。一方でインテリアに関しては、イグニッションをオンにすると専用のインターフェースが表示される新しいオンボードパネルを採用したほか、シートのヘッドレストに“Trofeo”のステッチを刺繍。また、内装材には最高級レザーであるフルグレインのピエノ・フィオーレ・ナチュラルレザーを配備した。

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