Netflixで配信されているF1のドキュメンタリーシリーズ、『Formula 1: Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』が、アメリカの名誉あるエミー賞を受賞した。
『Drive to Survive』は、2025年のスポーツ・エミー賞において『優秀スポーツ・ドキュメンタリーシリーズ(連続シリーズ部門)』を受賞。今回は2023年シーズンを取り扱ったシーズン6が対象となった。なお同番組の受賞はこれが初めてではなく、2022年にも同じ賞に輝いている。
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F1ドキュメンタリーとして画期的な作品である『Drive to Survive』は、F1界に多大な影響を与えてきた。ドラマ仕立てで巧妙な編集には、既存のファンやドライバーから反発を受けることになったが、特にアメリカを中心とした市場でF1人気の拡大に貢献したことは否定のできない事実だ。
『Drive to Survive』のファーストシーズンは2019年に配信されたが、その後コロナ禍のパンデミックが訪れたこともあって視聴数の急速な拡大に繋がった。そこからはF1に新たなファン層を呼び込み、新市場への進出を後押ししている。
そんなヒット作品の第6シーズンの制作では、新たな課題にも直面した。というのも、2023年シーズンはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが全22戦中19勝という圧倒的な強さを見せたため、制作陣はより魅力的な物語を求めて、より深い取材を行なう必要があった。
製作総指揮を務めたジェームズ・ゲイ=リースは、F1公式サイトに対して当時こう語っている。
「もちろん、タイトル争いが熾烈だったシーズンではないから、その分、2位、3位、4位争いがどう展開されていくのかを見るのが面白いんだ」
「オスカー・ピアストリやピエール・ガスリーといったドライバーたちには、本当に見ごたえのあるストーリーがあった。ダニエル・リカルドのF1復帰も素晴らしくて、このシリーズにとっては大きなボーナスになった」
「ストーリーテリングのスタイル自体は大きく変わっていないが、今回は本当に強力なシーズンだった。レッドブルがあまりにも支配的だったから、最初はちょっと薄味な物語になるかもしれないという不安もあったが、実際には違った。むしろ、いつもよりエピソード数を増やそうかという話になるほど、語るべき物語が多かったんだ」
「他のチームにスポットライトを当てられたのも良かった。メルセデスは苦戦しながらも盛り返したし、アストンマーティンは好スタートを切ったけど失速した。主題となるものは早い段階で決まっていたとはいえ、全体としては予想外の展開も多く、面白いシーズンだった」
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