■まるでクーペのような低く構えたデザインが魅力的!
トヨタは、2025年秋に開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」に、「カローラコンセプト」を世界初公開しました。
【画像】超カッコいい! これがトヨタの次世代「カローラ」コンセプトです! 画像で見る(30枚以上)
車名の通り次期「カローラ」を示唆する4ドアセダンのコンセプトモデルですが、現行型から大きく進化したスポーティなエクステリアに、世界が大注目しています。
1966年に初代モデルが登場して以来、カローラは累計販売台数5000万台以上を記録し、世界150以上の国と地域で愛され続けています。
今日のトヨタをグローバルブランドへと押し上げた立役者といっても過言ではなく、まさに「世界のカローラ」と呼ぶにふさわしい存在です。
今回公開されたカローラコンセプトは、セダンというよりもクーペを思わせるもので、圧倒的に低く構えたデザインが印象的です。ロー&ワイドという言葉がこれほど似合うカローラはかつてなかったでしょう。
スポーツカーを彷彿とさせる低いボンネット、短い前後オーバーハングと長いホイールベース、そして大径タイヤの採用といった要素が組み合わさり、車名を告げられるまで“カローラ”とは気づかないほどの仕上がりとなっています。
なかでも大きく倒れたAピラーの角度は、現行型カローラからはまったく想像できないほど大胆なものです。
インテリアは温かみのある色調でまとめられていますが、ペダル類の構造などを見ると完全なバイワイヤシステムを採用している雰囲気が漂います。
内燃機関の存在を感じさせないつくりではあるものの、JMS会場にいた開発者に問いかけると「カローラですからね」という含みのある回答が返ってきました。
インテリアの印象からは、純粋なBEV(バッテリーEV:電気自動車)の可能性も十分に考えられますが、世界中で販売されるカローラである以上、ガソリン車などの内燃機関を必要とする地域が存在することも事実です。
単純なBEV一本化では対応しきれない市場の広さこそが、カローラの宿命ともいえます。
そこで注目されるのが、トヨタが現在開発を進めている新しいエンジンです。
BEV・PHEV(プラグインハイブリッド車)・HEV(ハイブリッド車)への「マルチパスウェイ」展開を見据え、コンパクトに設計された直列4気筒1.5リッターエンジンで、これが新型カローラに搭載されると見られています。
ガソリンエンジンとのタッグによって、世界各地の多様なニーズに応えるカローラらしい展開が期待できるでしょう。
新型カローラの登場時期については、この新エンジンの開発完了後と考えるのが自然な流れです。そして2026年中という期待も、決して非現実的ではありません。
その根拠のひとつがモデルチェンジのサイクルです。
現行型カローラは2018年に登場しており、カローラの通例である5~7年というサイクルはすでに経過しています。
さらに2026年はカローラ誕生から「60周年」という記念すべき節目の年にあたります。これほど象徴的な年に新型モデルが発表されれば、世界中で大きな話題を呼ぶことは間違いありません。
カローラが長年守り続けてきた「良品廉価」という至上命題を新世代でも実現するためには、この新型エンジンの搭載が不可欠です。
エンジン開発が2026年中に間に合えば、同年中の新型カローラ登場への期待はさらに高まります。
※ ※ ※
新型カローラの投入は、トヨタにとって大きな挑戦でしょう。コンセプトモデルのようなスポーツカー然とした大胆なデザインを市販モデルに落とし込むことができれば、世界中のカローラファンを驚かせることになるはずです。
また、カローラはセダン単体にとどまらず、「カローラツーリング」(ステーションワゴン)「カローラスポーツ」(ハッチバック)「カローラクロス」(コンパクトSUV)といった多彩なバリエーションを持つファミリーカーでもあります。
新型モデルへの刷新がカローラ全ラインアップに波及すれば、その影響は計り知れません。
60周年という節目に向けて、カローラの動向から目が離せない状況が続きます。(赤羽馬)
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みんなのコメント
4気筒になったのは、良い選択だと思います。
燃費を伸ばすための排気量削減なんだろうが、排気量が小さくなるとトルクが下がる
こればっかりは、いくら能書きを言っても、補えない。