11月24日、日産自動車は、コンパクトカーの「ノート」の新型を発表した。
クオリティアップ!
8年ぶりに新型に生まれ変わった第3世代のノートは、プラットフォームを一新し、かつパワートレインをシリーズハイブリッド方式「e-POWER」のみに絞るなど、従来モデルから大きな変貌を遂げた。
エクステリアは、すでに発表済みのEV(電気自動車)「アリア」を彷彿とさせるデザインが特徴だ。コンセプトは“Timeless Japanese Futurism”とのこと。フロントグリルはよりワイドに、そしてアグレシッブになったVモーショングリルを採用。センターには、新デザインに変わった日産のブランドロゴが、国内市場販売モデルとして、初めて装着された。
灯火類も一新された。ヘッドランプは、標準モデルこそハロゲンであるが、オプションで4連LEDタイプも選べる。ホイールは、標準が15ないしは16インチのスチールタイプ(ガンメタリック塗装)で、オプションで16インチのアルミタイプ(ブラック+シルバーの2トーン)を用意。このアルミホイールのデザインは日本の刀をモチーフにデザインされたという。
ボディカラーはオレンジやピンク、パープル、レッドなど合計11色から選べる。くわえて、ボディ上部がブラックになる2トーンも2種類(下部がピンクないしはブルー)設定された。
インテリアは、コンパクトカーであることを感じさせないワイドなインパネなどが特徴であるという。スウィッチ類はブラック基調で統一。パーキングブレーキはスウィッチタイプに、ギアセレクターは小ぶりになったため、センターコンソールの小物入れは容量が増えた。
7インチのTFT液晶パネルを使ったメーターは全車標準。クラス最大級をうたう9インチの液晶ディスプレイを持つ「Nissan Connectナビゲーションシステム」はメーカーオプションだ。通信機能を搭載するほか、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。なお、全車オーディオレス仕様ゆえ、社外品のナビゲーションシステムも設置出来る。
シートは、標準表皮がファブリックで、最上級グレードのXのみ本革がオプションにある。シートヒーターは、ステアリング・ホイールのヒーターやヒーター付きドアミラーなどがセットになったオプション「ホットプラスパッケージ」に含まれる。
リアシートのバックレストは40:60の分割可倒式。Xのみ、リクライニング機構が備わる。カップホルダーを内蔵したリアセンターアームレストはオプション。ヘッドレストは全席上下調整式だ。
20_B13B_B_04n01.eps20_B13B_B_04n02.epsパワートレインはe-POWERに1本化
新型ノートの推進機関はシリーズ・ハイブリッド方式であるe-POWERのみになった。搭載する1.2リッター直列3気筒ガソリン・エンジン(82ps/103Nm)は発電用として使われ、駆動はモーター(85kW/280Nm)による。
第2世代に進化したe-POWERは、モーターとインバーターを刷新。モーターは先代「ノート」に比べ、最大トルクが10%(254Nm→280Nm)、最高出力が6%(80kW→85kW)向上したという。日産によれば「よりパワフルで気持ちの良い発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現しています」とのこと。インバーターは、第1世代よりも40%小型化、30%軽量化した。発電用エンジンの効率を高めたことで、燃費も向上したという。ちなみに、WLTCモード燃費は28.4km/L~29.5km/Lだ。
くわえて発電用エンジンの作動頻度低減や、ボディの遮音性能向上により、コンパクトカーでありながら、1クラス上の静粛性を実現したという。
日産のメディア向け資料には「運転しやすさになめらかさをプラス」と、記されている。たとえば市街地走行時、アクセルを急に戻してもなめらかに減速していくという。
プラットフォームも一新。高強度・高剛性ボディーによってボディ剛性は先代に較べ30%アップ。高性能・高剛性サスペンションも採用された。ちなみにサスペンション形式はフロントが独立懸架ストラット式で、リアがトーションビーム式だ。駆動方式はFWD(前輪駆動)のみであるが、前後にモーターを搭載する4WD仕様も12月ごろ発表されるそうだ。
先進安全装備は大幅にアップデートされた。操舵支援とACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を組み合わせた「プロパイロット」がXで選べるようになった。ナビ連携機能を新たに搭載し、たとえば、ナビの地図情報をもとにカーブの大きさに応じて減速していくという。ほかに、標識検知機能や照射範囲を自動で制御するアダプティブLEDヘッドライトシステム、ふらつき警報などが新たに採用された。
新型ノートの価格は202万9500~218万6800円。12月23日より販売が始まる予定だ。
文・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
この新型ノートを見る限り、日産復活と言ってもいいだろう。