北米で販売されているトヨタのフルサイズ・ピックアップ「タンドラ」の新型がお披露目された。海外専用モデルではあるものの、次期ランクルにも通じる角ばったスタイリングは日本でも一定の人気を呼びそう。独自に輸入販売するクルマ屋さんが出るのは確実だろう。
3代目モデルとなる新型タンドラ。今回初めて外装デザインの全貌が明らかになった。その特徴は何と言っても全身から溢れる押し出し感の強さ。ディメンションは公表されていないものの、先代はトヨタのフラッグシップ・ピックアップにふさわしい5814mm×2029mm×1925mmという巨体を誇っており、新型も同等かそれ以上の体躯となりそう。国内モデルとはまったく異なるオーラを纏っている。
大人一人が飲み込まれそうな面積のフロントグリルは、ブラックアウトされた樹脂製パーツでタフネスと走破性を強調。ブランドロゴに代わって装着されたグリル中央の「TOYOTA」ロゴも相まって、周囲を蹴散らすような存在感を醸し出している。また、無塗装のオーバーフェンダーやフロントアンダーガード、さらにオフロードタイヤを履いたブラック仕上げのホイール等も、クロスオーバーSUVとは次元の異なる本気度をアピールする。
オフィシャル画像に写る個体はフロントフェンダー上部に「TRD」ロゴが付与されており、現行の「TRD Pro」に相当する上級グレードと思われ、ボンネット上の隆起とマッシブなバンパーの形状は秘めたパワーを暗示する。先代のパワーユニットは381hp/544Nmの5.7L V8だったが、新型は「iForce performance」と呼ばれる新開発エンジンを搭載するとのことで、どの程度パワーアップしてくるかにも注目したい。
新型も国内への正規導入は期待薄で、熱心なファンは並行輸入車を探すしかない。参考までに先代の米国におけるスタート価格は34,025ドル(約375万円)とされていた。
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