2025年7月2日、ステランティス ジャパンはプジョーの次世代フラッグシップモデルとなる「3008(サンマルマルハチ)」をフルモデルチェンジして発売した。
日本仕様はHEVとBEVの2種を設定
3008は、ステランティス グループがプロデュースする「プジョー」ブランドのCセグメント SUVだ。初代は2009年に発表(日本仕様は2010年に発売)されたモノスペース的なクロスオーバーだったが、2016年に発表(日本仕様は2017年に発売)された現行型となる2代目はSUV的なモデルとなった。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
初代の登場以来、世界で累計132万台以上を販売し、日本市場で売れているプジョー車の約20%を占めるほどの人気モデルだ。新型3008の日本仕様は、ハイブリッド車(HEV)の「3008ハイブリッド」とバッテリー電気自動車(BEV)の「E-3008」をラインナップする。今回はHEVのみが発表され、BEVは2025年内の発売を予定している。
現在、日本市場におけるプジョー車は、508や5008がフェードアウトし、408もマイナーチェンジを控えたモデル末期ということもあり、この新型3008が新たなフラッグシップになるようだ。
そんな3008のエクステリアはファストバックスタイルを採用したクーペタイプのSUVだ。プジョーでは初めて、サイドウインドーモールが表に見えないように設計されたデザインで、フロントからリアに伸びるシームレスなサイドラインを演出する。空力性能に優れたクーペフォルムとSUVの力強さを融合した、流麗なエクステリアが特徴的だ。
フロントまわりの中央部には、ブランドエンブレムを配した大型フレームレスグリルを採用。ボディと同色の精緻なデザインのグリッドが、ダイナミックな印象を高めている。プジョーのアイデンティティとも言えるライオンの爪痕をモチーフにしたLEDデイタイムランニングランプ、リアには立体造形の3本のLEDランプを採用し、モダンかつスタイリッシュに、ブランドの世界観を表現した。ヘッドランプには、走行状況に応じて自動で照射をコントロールする薄型マトリックスLEDタイプを採用している。
21インチのパノラミックスクリーンも装備
インテリアは、機能性とデザインを高次元に融合。ダッシュボードからドアトリムへと伸びる水平基調の造形は、キャビン全体をワイドに見せる視覚的効果を生み出し、開放感のある空間をつくる。また、ダッシュボードからセンターコンソールへ斜めに切れ込む大胆なラインは、収納力と機能性を維持しつつ、モダンなインテリアを際立たせる。
インパネには新開発の「プジョー パノラマ iコクピット」を採用し、21インチのパノラミックスクリーンが未来的なフローティングデザインを実現。またスクリーン表面がドライバーに向けて緩やかにカーブして、必要な情報を集約すると同時に視認性と操作性が向上している。ダッシュボード中央にはカスタマイズ可能な「iトグル」を配し、頻繁に使用する機能を10個のショートカットキーをカスタマイズできる。
トップグレードのGTアルカンタラパッケージのシートは、中央部にアルカンタラを使用し、身体が滑りにくく、ホールド感のあるものだ。ショルダー部までホールドするサイドサポートには、アダプティブボルスター機能をプジョーで初めて搭載。またラゲッジルームは、リアが大きく傾斜したファストバックスタイルながら520Lの容量を確保。リアシートを倒せば1480Lまで拡大する。
3008ハイブリッドのパワートレーンは、最近日本で発表されたフィアット 600ハイブリッドやアルファロメオ ジュニア イブリダと基本的に同じ、1.2Lの直3ガソリンターボに電動モーターを内蔵した6速DCTを組み合わせた48Vマイルドハイブリッド システムだ。ただし、ステランティスが新開発したC/Dセグ向け電動車用プラットフォーム「STLA ミディアム」を採用していることにより、走り味は他の2台とはかなり異なるものと思われる。
マイルドハイブリッドながら、走行状況によって約30km/hまではモーターでの走行が可能だ。モーターのアシストで発進・加速はより滑らかになり、市街地では最大50%の時間でエンジン停止状態を維持するという。WLTCモード燃費は19.4km/Lを実現し、輸入CセグメントSUVで唯一、環境性能割1%の対象となっている。
新型3008の車両価格と主要諸元
車両価格(税込)は、以下のとおり。ハンドル位置は、右のみ。
●3008アリュール ハイブリッド:489万円
●3008GT ハイブリッド:540万円
●3008GT アルカンタラパッケージ ハイブリッド:558万円
なお、E-3008のスペックや車両価格などの詳細は、発売前に発表される予定だ。新型3008の装備などの詳細に関しては、特設サイトを参照して欲しい。
プジョー 3008GT アルカンタラパッケージ ハイブリッド 主要諸元
●全長×全幅×全高:4565×1895×1665mm
●ホイールベース:2730mm
●車両重量:1620kg
●エンジン:直3 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1199cc
●最高出力:100kW(136ps)/5500rpm
●最大トルク:230Nm(23.5kgm)/1750rpm
●モーター最高出力:16kW/4264rpm
●モーター最大トルク:51Nm/750−2499rpm
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・55L
●WLTCモード燃費:19.4km/L
●タイヤサイズ:225/55R19
●車両価格(税込):558万円
[ アルバム : プジョー 新型3008 はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不正改造車「43台」を“一斉検挙”! 「ただちにクルマを直しなさい!」命令も!? 「大黒PA」集結の“大迷惑”「爆音マフラー」「シャコタン」を排除! 「今後も取締ります」宣言 神奈川
古いクルマの「自動車税」“割り増し”に国民ブチギレ!? 「なんで大切に維持したら増税なんだ!」「もはや旧車イジメ」「新車を生産するより環境に優しいのに…」と不満の声! 最大で「約13万円」の税額も!
ロシア軍の「重火炎放射システム」攻撃を受け“大爆発”する映像を公開 非人道兵器として国際社会で批判される自走ロケット
トヨタ“新”「黒ハリアー」発表に反響殺到! 「もう上級SUVいらないね」「高級感すごい」 1リッターで20km超え「“大人気”高級SUV」に黒すぎる「ナイトシェード」 新仕様が話題に
日産「マザー工場」閉鎖の衝撃――なぜ追浜は年間稼働率4割で止まったのか? グループ2万人の人員削減で露呈する国内生産の限界
不正改造車「43台」を“一斉検挙”! 「ただちにクルマを直しなさい!」命令も!? 「大黒PA」集結の“大迷惑”「爆音マフラー」「シャコタン」を排除! 「今後も取締ります」宣言 神奈川
「トヨタ車でよく見るよね」「えっ後からでも付けられるの?」早速購入してホンダ車に装着。すると意外な結果に…。
え、日産の主力「ノート」が失速気味? 前年比割れの理由は、近々実施される一部改良にあった
「ヴェゼル」が失速気味? 前年比割れも現場の温度感は“堅調”。支持される理由と同門「WR-V」との差とは
古いクルマの「自動車税」“割り増し”に国民ブチギレ!? 「なんで大切に維持したら増税なんだ!」「もはや旧車イジメ」「新車を生産するより環境に優しいのに…」と不満の声! 最大で「約13万円」の税額も!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
ツブツブ顔流行ってるのかな。
日産もツブツブだし
ミラーボールのようなギャラクシーグリル?
がどうしても無理です