自動車保険の特約「個人賠償責任保険」がクルマと関係ないところでメチャクチャ助かる中身だった

　この記事をまとめると

■自動車保険の特約にある「個人賠償責任保険」は他人をケガさせたり他人のモノを壊したりしたときに補償してくれる保険

■日常生活のなかで起こり得る事故に対しても補償される

■個人賠償責任保険は1年間の保険料が2000円程度で手厚い補償を受けられる

　特約に用意されている個人賠償責任保険ってなんだ？

　もしものときのために加入する保険。多くの人が契約している自動車保険も、万が一のときのための備えとして加入している保険のひとつです。このような保険には、特約がいくつもあり、必要に応じて補償を付帯することが可能です。今回は、自動車保険の特約として用意されていることが多い「個人賠償責任保険」が便利な保険であることについて解説します。

「個人賠償責任保険」とは？

　まず、「個人賠償責任保険」とはどのような保険なのでしょうか。一般社団法人 日本損害保険協会によると、「個人賠償責任保険」は次のような保険だと紹介されてます。

『個人またはその家族が、日常生活で誤って他人にケガをさせてしまったり、他人のモノを壊してしまったりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険です』

　このことから、日常で起こる事故に対して補償してくれる保険が「個人賠償責任保険」といえます。

　また、補償の対象や注意点については、次のように説明されています。

『他人の「身体」や「モノ」に損害を与えた場合が対象となりますので、他人への名誉を傷つけたり、プライバシーを侵害したりしたといったケースは補償の対象外となります』

　つまり、ケガをさせてしまったり、モノを壊してしまったりしたときに補償してくれる保険ということになります。

　補償の対象となる事例

　次に、具体的にどのような事故を発生させてしまったときに対象となるのか見ていきましょう。 ・代金を支払う前の商品を落とし壊してしまった ・飼い犬を散歩中に飼い犬が他人をかんでケガをさせてしまった ・野球のバットを振っていたときに近くにいた人にケガをさせてしまった ・誤ってベランダから鉢植えを落とし駐車中の他人のクルマにキズをつけてしまった ・自転車に乗っているときに歩行者をはねてしまった …etc 日常生活のなかで起こり得る事故に対しても補償されるため、事故のリスクが高い場合には加入しておくとよいかもしれません。

　気になる「個人賠償責任保険」の保険料

　保険に加入する際に気になるのが保険料です。特約として用意されていることが多い「個人賠償責任保険」の保険料は、保険会社やプランなどによって料金が異なりますが、年間2000円程度となっています。

　1年間の保険料が2,000円程度で手厚い補償を受けられると考えれば、コストパフォーマンスが高い補償といえるのではないでしょうか。

　もしものときのために検討してみる価値がある保険

　ここまで解説してきたように、今回ピックアップした「個人賠償責任保険」は、万が一のときのために加入しておいてもいい補償といえるのではないでしょうか。

　もし、今回紹介した「個人賠償責任保険」がよさそうだと感じたときは、保険を見直すついでに、「個人賠償責任保険」へ加入したり、保険料の試算をしてもらったりすることをおすすめします。

Comments

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これも便利だけど、やっぱ一番は弁護士特約だよ。
世の中にはね、理解に及ばない人がいるのよ。
そして不当に過失割合を下げて支払額を抑えようと恣意的な、かつ不当な判例を持ち出して来る悪質保険会社もいるのよ。

そういった悪の輩と闘うためには自らが知識を得ることもそうだけど、いざという時にプロに頼れるように対策をしておくのが大事。
請求金額にもよるけど、実体験では着手金、成功報酬等で賠償で得た金額の1/4位、7桁は払うことになったと思う。
それを保険で負担してくれて、等級にも影響せず個人賠償責任保険とほぼ同額なんだから入らない手はない。

[さらこな]

保険会社で事故対応しています。自動車保険で対応するにあたり入っておいた方が、い
いのオプションは、個人賠償責任保険、弁護士費用特約、搭乗者障害保険2倍型です。理由は以下です。
1.個人賠償保険は記事の通りです。賃貸で居住の人は不動産屋に入らされてる場合があるので確認してから入りましょう。ちなみにこの保険は保険会社が交渉してくれるんですが、一部の保険は自分で交渉しないといけません。ご注意してください。
2.弁護士費用特約は入ってください。必ず自動車事故日常型に入ってください。自動車事故型なら日常の被害はカバーされません。日常の被害がカバーされる様にしましょう。
3.搭乗者障害は通院5日すれば、自分の保険から10万もらえます。2倍型なら20万です。保険料も少し上がるのになぜ入るのかと言いますと、事故があったときの保険料アップにそなえれるのです。ネット系を申し込みする時は最低、1と2はつけましょう