■2023年初頭登場のエディション1の車両価格は約1170万円
米ゼネラルモーターズの一部門であるGMCは2021年4月3日、SUVタイプの電気自動車(フルEV)、「ハマーEV SUV」を世界初公開、予約注文を開始した。
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ハマーEV SUVは、2020年10月に発表された「ハマーEVピックアップ」の派生モデルだ。2023年初頭に生産を開始する予定だという。
GMの次世代プラットフォーム「Ultium(アルティウム)」を採用するフルEVで、126.7インチ(約3218mm)のホイールベースにより、クラス最高レベルのオフロード性能を実現している。
またベースグレード以上に「クラブウォーク」と呼ばれる4WS(4輪操舵)を採用することで、最小回転サークルはわずか10.8mという取り回しの良さも兼ね備えている。クラブウォークは低速走行時、後輪と前輪を同じ角度で操舵するもので、車両の斜め方向への移動を可能にし、困難な地形での操作性がさらに向上している。
インテリアはカスタマイズ可能なユーザー機能や、取り外し可能なスカイパネル、Iバー、リアドロップガラスを備えた標準装備のインフィニティルーフによる開放的なドライビングエクスペリエンスが注目だ。
2023年初頭に登場する予定の最上級グレード「ハマーEV SUVエディション1」は、3モーター「e4WDドライブシステム」を搭載。トータル出力は830馬力・11500lb-ft(約15591Nm)を発揮するという。これにより、0-60mph(約0-96km/h)加速は3.5秒以下という、スーパーカー並みのパフォーマンスを誇る。
またハマーEV SUVエディション1は、20個のモジュールからなるアルティウム・バッテリーシステムを搭載。GM推定で300マイル(約484km)以上の一充電航続可能距離を実現するという。
ハマーEVのSUV全モデルには、米国の20万マイル(約32万2000km)以上の道路でハンズフリー走行を可能にする、運転支援技術「スーパークルーズ6」の強化版を搭載する。また、自動車線変更機能を新たに搭載、信号に従いながら車線変更の最適なタイミングを判断し、車線変更を開始する。
2023年初頭にまず登場する予定のハマーEV SUVエディション1の車両価格は10万5595ドル(日本円で約1170万円)、エクストリームオフロードパッケージ装着のエディション1は、11万595ドル(約1225万円)だ。
また2023年春に登場予定で、エディション1と同じ3モーター搭載のハマーEV3X SUVは9万9995ドル(約1110万円)、同じく2023年春登場予定で、2モーター仕様(625馬力)のハマーEV2X SUVは8万9995ドル(約996万円)、2024年春登場予定で2モーター仕様のベースグレード、ハマーEV2 SUVは7万9995ドル(約886万円)となっている。
ビュイックとGMCのグローバル・バイス・プレジデントであるダンカン・アルドレッド氏は、「GMCのハマーEVは、これまででもっとも能力が高く、魅力的な電動スーパートラックになることを想定していました。今回初公開したハマーEV SUVは第2章であり、お客様のライフスタイルに合わせてトラックをカスタマイズするための多くのオプションを提供するとともに、ゼロ・エミッションで新たな道を切り開くことをアピールします」とコメントしている。
※ ※ ※
ハマーは軍用4WD車「ハンヴィー」の民間仕様モデル。1992年にAMゼネラルから発売され、「ハマーH1」となった。1999年からはGMがハマーブランドを展開している。
2002年にはシボレー「タホ」をベースとした「ハマーH2」が登場、6リッターのV型8気筒エンジンを搭載し、全幅はあいも変わらず2m越えであったものの、軍用車ではなく乗用車をベースにしたことで日常の使い勝手は向上。高級SUVとして、アメリカだけでなく世界各国でも人気となる。日本では2004年より三井物産オートモーティブが取り扱った。
2006年には第3世代の「ハマーH3」が登場する。デザインは「ハンヴィー」のイメージを色濃く残しつつも、「ハマーH2」よりも、小さくなったことが大きな特徴だ。このハマーH3も日本では三井物産オートモーティブが輸入販売した。
ベースはH2と同様にGMのSUV/ピックアップトラックを利用。全長は5mを切り、全幅も2mを切って、一般的なSUVといえる寸法に収まっている。エンジンは、当初、3.5リッターの直列5気筒エンジンを採用したが、後に5.3リッターV8エンジンも使われるようになる。
また、ピックアップトラック版「H3T」も2008年に登場。しかし2010年に生産終了し、そこから「ハマーEV」が登場するまで、約10年の休眠状態となった。
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