WEC(世界耐久選手権)は、開幕戦カタールからコンペンセーション・バラストと呼ばれるシステムを導入することを決定した。
このシステムは体重の軽いドライバーが享受しているパフォーマンス面のアドバンテージが大きいという批判を受け、昨年から検討されていたモノだ。
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新ルールではいわゆるドライバーの基準体重が82kgに設定され、予選と決勝でドライバーの体重に応じて車内の指定された位置にバラストが搭載されることになる。
予選とハイパーポールの両方で、アタックを担当するドライバーの体重がHANSや装備を含めて82kgを下回る場合、その分バラストを積まなければならない。
決勝レースでは、ドライバーの平均体重を算出し、それが82kg未満の場合はバラストを搭載することになる。
この動きは、WECのパドック全体で歓迎されている。フェラーリのジェームス・カラドは昨年減量のせいで入院したことを明かし、motorsport.comに次のように語った。
「これは正しいことだ。世界選手権にこういうルールがあるのは当然のことだ」
「15~20kg、あるいはそれ以上体重を減らすことができれば、ラップタイムに大きな影響がある。僕のような体重が重いドライバーはこれまで予選を走るチャンスはなかったけど、それが生まれるということだ」
アストンマーティンのマルコ・ソーレンセンも同様の見解を示した。
「競争条件が平準化されるのは間違いない。これまで予選に選ばれるドライバーは小柄な人たちばかりだった。注目度の高い選手権で、これは正しいことだ」
キャデラックのセバスチャン・ブルデーもWECの動きを支持したものの、新ルールでも体重が重いドライバーが不利なのは同じだと語った。
「このルールは予選では素晴らしいものだけど、体重の重いドライバーは体重の軽いドライバーに対して不利だ」
「だけど、これは正しい方向への一歩だ」
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