■三菱自動車の欧州法人が2025年7月に発売を予定する新型「グランディス」について、SNSなどでは多くのユーザーからさまざまなコメントが寄せられています。
三菱自動車工業(以下、三菱)の欧州法人は2025年2月に、新型コンパクトSUV2車種を年内に発売すると発表しました。このうち7月に発表し、晩秋に発売するモデルは「グランディス」という名称でデビューするようです。
かつて日本でも人気を獲得したグランディスの名称が復活することについて、SNSではさまざまなコメントが投稿されています。では、そもそもどのようなクルマだったのでしょうか。
【画像】超カッコイイ! これが三菱「新型グランディス」です! 画像で見る(46枚)
グランディスは三菱が販売していたミドルサイズミニバンの名称です。この系譜は1983年に登場した「シャリオ」にさかのぼります。
シャリオは三菱のセダン「トレディア」のシャシを流用にした3列シートミニバンで、当時のミニバンでは商用ワンボックスバンをベースにしたモデルが多かったなか、乗用車の運転感覚やスタイリングをいち早く取り入れた画期的なモデルだったのです。
1991年の2代目では、スポーツセダン「ランサーエボリューション」にも搭載された高性能の2リッター4気筒インタークーラーターボエンジンに4WDシステムを組み合わせる「リゾートランナーGT」も新設定。俊足ミニバンとして一躍注目を集めました。
そして1997年10月、3代目へのフルモデルチェンジ時に新たに「グランディス」のサブネームを付されて「シャリオグランディス」へと進化しました。
当時、ホンダ「オデッセイ」がミニバン人気の火付け役として台頭しており、シャリオグランディスも乗用車らしい乗り心地や使い勝手、スタイリッシュなデザインで支持を獲得。
発売初年・翌年の新車販売台数ランキングでも上位を獲得し、主力モデルへと成長します。さらに、3リッターのV型6気筒エンジンを搭載した高級グレード「ロイヤル」シリーズもラインナップするなど、オデッセイの対抗馬として存在感を発揮しました。
2003年5月、フルモデルチェンジが実施され、シャリオの名前を廃して「グランディス」となりました。
三菱のアイデンティティであるスリーダイヤを強めた通称「ブーレイ顔」の採用をはじめ、時代を先取りしたような曲線的なデザイン、クロスオーバーSUV風のモデル投入など、斬新で独特なキャラクターを獲得しています。
しかし、シャリオグランディスの販売期間中に発覚した一連のリコール隠しなどから販売面は大苦戦を強いられ、日本では2009年に、ワールドワイドでも2011年前後に販売を終了しました。
そして今回、およそ14年ぶりにグランディスの車名が復活。新型グランディスは若いファミリーを想定したCセグメントコンパクトSUVだといいます。
パワートレインはマイルドハイブリッドまたはフルハイブリッドの2種類で、先進機能では高度な運転支援システム(ADAS)に加え、Googleの内蔵など最先端のコネクティビティを実現。
広いスペースと多用途性を確保したほか、デザインには三菱独自の最新デザイン「ダイナミックシールド」を採用し、新しいリアデザイン「ヘキサガードホライゾン」を取り入れることで、室内空間の広さと力強いデザインを強調しています。
生産は同アライアンスのルノーグループが担当するとしており、実際には三菱独自モデルではなく、ルノーのOEMモデルと推測され、実際にはルノーの5人乗りコンパクトSUV「シンビオズ」のOEMだとする見方もあります。
新型グランディスのボディサイズは不明ですが、シンビオズは全長4413mm×全幅1797mm×全高1575mm。シンビオズのOEMであれば、この値が参考になりそうです。
正式発表は7月を予定し、2025年の晩秋に発売予定です。なお、日本国内への導入に関しては特にアナウンスされていませんが、もし今年中に復活するのであれば、グランディスとしては16年ぶりです。
そんな新型グランディスについて、SNSなどではグランディスのデビュー当時を知る人などからさまざまコメントが投稿されています。
なかでも、「まさかの復活!」「グランディス懐かしすぎ」など、かつての名称がここへきて復活を遂げることに驚く人が多いようです。
また、「国内導入して!」「三菱のグランディス、日本発売あるなら次のクルマとして良さそう」「日本にもお願い」など、国内投入を求めるコメントも寄せられています。
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