■クラシック・フォルクスワーゲンが約600台集合!
2019年10月27日、国内最大級のクラシック・フォルクスワーゲンのカスタマーイベント、「第13回ストリートVWジャンボリー」が、愛知県豊橋市にあるフォルクスワーゲングループジャパン(以下VGJ)の豊橋インポートセンターで開催されました。
さらばVW「ザ・ビートル」最後の1台が日本上陸。復活の可能性はある?
このイベントは毎年、東京・お台場で開催されていましたが、今回は初めての中部地方での開催。それもVGJ本社でもある、愛知県・豊橋市のVGJインポートセンターという「日本のフォルクスワーゲンの聖地」でおこなわれるということもあり、目視で確認しただけでも北は札幌ナンバーから南は鹿児島ナンバーまで、全国からVW車が大集合しました。
最終的にはクラシック・フォルクスワーゲンが約600台、見学に来た新旧VW車、および一般車両が約2000台、約5000人が集まるという大規模なイベントになりました。
会場では、古くからのオーナーの証であるシングルナンバー装着のタイプ1をはじめ、カスタマイズされた新旧ビートル、ワーゲンバス(タイプ2)、カルマンギア、ゴルフシリーズなど、多くの車両が並べられ、オーナー同士の交流があちらこちらで見られました。
どのクルマも、ストリート風にカスタムをしたり、錆エイジングペイントをしたり、自分で製作したシートカバーをしていたり、DIYで車内に扇風機を付けたりと、それぞれが自分なりにカスタマイズしていて、同じクルマが1台もないのが印象的でした。
また若いファミリーも多く、子どももたくさん参加。さらにペット連れも多数で、手作りのグッズや古着などを販売するフリーマーケットも開催され、参加者は思い思いにイベントを楽しんでいました。
■普段では入れない専用埠頭などの見学会も開催
群馬県前橋市からタイプ1で参加した吉野さんは「前橋を前日の23:30に出て、休み休みドライブして6:00くらいに豊橋に到着しました。愛車は、もう30年以上乗り続けています。ビートルの良さは、やはり自分の好みでカスタマイズできるのが他のクルマにはない魅力です。いってみれば実車版のプラモデル、みたいな感じですね」と話します。
毎年、参加したクルマの中から選出する「VGJアワード」は、長年にわたって家族で大切に乗り継いでいるフォルクスワーゲンオーナーに贈られるものですが、今年は1967年型のタイプ1(ビートル)スタンダードを受け継ぎ、今日まで極めて良好な状態で所有、使用されている静岡県浜松市在住の木下さんに贈られました。
VGJ社長のティル・シェア氏は「みなさん丁寧に乗っていらっしゃって、どのクルマも質が高く驚きました。VGJアワードを決めるのも非常に難しかったです。これから先も維持していただきたいと思います。そして、今日はこれほど多くのVWオーナーがVGJ本社にお集まりいただいて、とてもうれしいです」とコメントしました。
VGJアワードを受賞した1967年型タイプ1を所有している木下さんは、静岡県浜松市から今回が初参加。「このクルマは父親が買ったもので、もう50年経っています。週に1度は乗りますね。
ただ、このビートルだけが特別というわけではなく、うちにあるものは長く使ったものが多いです。いまだに黒電話を使っていますし、ベスパも約40年乗っています。妻が使っているロードバイクのフレームも1970年製です」
※ ※ ※
今回、会場であるVGJ豊橋インポートセンターの「新車整備センター」、「部品倉庫」そして「専用埠頭」などの見学ツアーも先着順で実施されました。
普段は見ることのできない施設に、参加者はみな驚いた様子でした。横浜から参加したゴルフVIIオーナーの望月さんは「海外から船で運ばれてそのままディーラーに運ばれると思っていたのですが、こうやって丁寧に点検整備されているんですね。こんな大きな施設でおこなわれているなんて、まったく知りませんでした」と語りました。
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