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「内燃機関」中毒者の心に刺さる! 新車で買える圧倒的に気持ちいい「国産エンジン車」7選

掲載 更新 21
「内燃機関」中毒者の心に刺さる! 新車で買える圧倒的に気持ちいい「国産エンジン車」7選

 NAサウンドを楽しめるモデルも存在する

 いま世界の自動車業界は「電動化」一直線に進んでいる。簡易型を含めるとハイブリッドであることは当たり前になっているし、欧州ではプラグイン(充電)できるクルマの比率がどんどん高まっている。かのドイツにおいても新車販売における電気自動車とプラグインハイブリッド車の合計シェアは25%を超えているくらいだ。

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 すなわち、世界的に純粋なガソリンエンジン車を味わえることは希少価値となっている。

 そこで、いま新車で買える国産車のなかから「気持ちいい」フィールが楽しめる純ガソリンエンジン車を独断でピックアップしてみた。新車で買える最後のチャンス! というのは少々気が早いかもしれないが……。

 1)レクサスLCコンバーチブル

 というわけで、国産車でガソリンエンジンを最大限に楽しめるモデルといえば、最初に思いつくのが、レクサスのフラッグシップクーペのオープンバージョンである「レクサスLCコンバーチブル」だ。

 その心臓は5リッターV8NAエンジン「2UR-GSE」で、大排気量にもかかわらずレブリミット7200rpmという今どきとしてはかなりの高回転エンジンに仕上がっているのが特徴だ。さらにオープン状態では、そのサウンドを存分に味わえるよう車体設計は工夫されている。「気持ちいい」ガソリンエンジン車の最右翼といえる。

 2)レクサスIS350

 もっとも、レクサスLCコンバーチブルのメーカー希望小売価格は1500万円であり、庶民にとっては高嶺の花どころか、夢のまた夢。ならば、同じレクサスでも少し手の届きそうな価格帯のISに注目したい。2020年にビッグマイナーチェンジした同モデルのトップグレードである「IS350」には、いまや貴重な3.5リッターV6エンジン「2GR-FKS」が搭載されている。

 最高出力の発生回転は6400rpmとさほど高いわけではないが、そのシュンとした回転上昇の気持ちよさは、今の時代には希少性のあるものだ。650万円というメーカー希望小売価格も頑張れば! と思わせる。

 3)日産スカイライン

 同様に、3リッター級のV6エンジンを純ガソリンエンジンとして用意しているのが日産スカイライン。4WDには3.7リッターエンジンを設定、FRの2WDグレードには3リッターV6ツインターボの「VR30DDTT」を設定する。

 そのトップパフォーマンスを誇るのが「400R」グレードに搭載されるバージョンで、最高出力は298kW(405馬力)/6400rpm、最大トルクは475N・m(48.4kgf-m)/1600-5200rpmと、4ドアセダンとは思えない凄まじいもの。こちらのメーカー希望小売価格は562万5400円と、さらに現実味を帯びてくる。

 ハイパワーモデルやリニアな操作感が魅力なモデルも!

 4)ホンダ・シビックタイプR

 つづいて紹介するのはマニュアルトランスミッションで、2リッター4気筒ターボの「K20C」型が発生する320馬力を操ることのできるホンダ・シビックタイプR。

 メーカー希望小売価格475万2000円という価格で、量産FF世界最速マシンが手に入るとあれば、エンジンを味わうだけでなくハンドリングも含めて手に入れたくなるものだが、すでに完売宣言が出されているため、新車で手に入れるのは難しい状況になっている。

 5)トヨタGRヤリス

 一方、現時点では3か月待ち程度で新車購入できるのがトヨタのスポーツモデル、GRヤリスだ。ラリーシーンで活躍することを最優先に設計された1.6リッター3気筒ターボ「G16E-GTS」の最高出力は200kW(272馬力)/6500rpm。組み合わされるトランスミッションは6速MTのみとなっているスパルタンなスポーツカーだ。

 ストリートで楽しむのであれば実質的に競技ベースといえる「RZ」グレードよりも、装備の充実した「RZ ハイパフォーマンス」グレードがおすすめ。メーカー希望小売価格456万円は内容を考えるとバーゲンプライスだ。

 6)スバル・レヴォーグ

 ここまで見てきたように、どうしても最新設計のエンジンとなるとターボを前提としたものが増えてくるが、最新ユニットらしさの中に古き良き時代を感じさせるのがスバル・レヴォーグの1.8リッター水平対向エンジン「CB18」型だ。

 リニアトロニックと呼ばれるチェーン式CVTと組み合わせられる、新世代ボクサーエンジンは、基本的にはターボラグを感じさせないリニアリティの高さが魅力で、中間加速の印象は大排気量エンジン的。それでいて、かつてスバルの特徴だった不等長サウンドをかすかに奏でているあたり、オールドファンなら感涙ものだ。メーカー希望小売価格は310万円~409万2000円。

 7)ホンダS660

 最後におすすめしたいのが、ホンダS660。ご存じ、オープン2シーターの軽自動車だ。完全専用設計のシャシーのミッドシップに搭載されるエンジンは0.66リッター 3気筒ターボの「S07A」型。エンジンを味わうならば6速MTとの組み合わせを選びたい。

 その理由は、MT用エンジンは高回転仕様となっているから。最高出力の発生回転自体はベースエンジンと同じ6000rpmだが、MT用エンジンではレブリミットは7700rpmまで高められている。その高回転域に対応すべく専用のバルブスプリングが奢られているほどのこだわりなのだから、MTで操る価値はある。メーカー希望小売価格は203万1700円~304万2600円。

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みんなのコメント

21件
  • 唯一、レヴォーグだけが家族で使える実用車と言ったところでしょうか?
    後は、高級車とスポーツモデルだけと言うのが気持ちいい国産エンジンの現状。
    気持ちいいエンジンの選択肢は限られる。
  • モータージャーナリストが大絶賛してるマツダは?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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