期待を集めたメルセデスベンツの新型『CLA』が正式に発表された。そして高性能バージョン、メルセデスAMG仕様も開発が佳境に入っている。次期メルセデスAMG CLAはフル電動のBEVになる予定だ。
AMG CLAといえば、『CLA 45 S 4MATIC+』の現行最終モデルが発表されたばかり。このファイナルエディションの発表は、「世界最強」をうたう2.0リットルターボエンジンの終焉を意味する。
3月に発表された新型CLAだが、非常に人気が高く、注文が殺到しているという。高性能EVとして登場するAMG仕様の開発も引き続きフル稼働しており、公道やサーキットでのテスト走行に加えて、スクープ班は新たなプロトタイプを捉えた。
今回は、初めてアクティブスポイラーが起動している様子を捉えることができた。このデバイスは、状況によってはダウンフォースを増大させたり、空気抵抗を低減して航続距離を延ばすと考えられる。開発チームはカメラマンの姿に気づくとすぐに、スポイラーを格納したというが、一瞬の撮影に成功した。
また、ボンネットが少し開いた状態で走行しているが、これは何か巧妙な新しい空力デバイスではない。このプロトタイプは、ニュルブルクリンクにあるAMGのテストセンターで、密閉式輸送車から荷降ろしされ、メルセデスベンツの工場へと運ばれている最中だからだという。
ほとんどのメルセデスベンツAMGモデルには、軽量版と重量版の2種類が用意されている。例えば、先代CLAでは、最高出出力302psの2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載した「CLA 35」と、同じエンジンを最高出力382ps、420psにチューンアップした「CLA 45」、「CLA 45S」が提供されていた。今回捕捉したモデルは、以前のプロトタイプで見られた大型のドリルドディスクと大型のキャリパーは装備しておらず、ソリッドブレーキディスクが採用されていることから、軽量モデルということがわかる。
メルセデスAMG CLA新型は約550psを発揮する2基の電気モーターを搭載することが伝えられているが、それが強力グレードなのか、より低スペックのグレードなのかは不明だ。エントリーグレードだとすると上位グレードが最高出力650psていどになり、そうなるとこのセグメントでは少々オーバースペックになるため、上位グレード用になる可能性が高い。
メルセデスAMG CLA新型は、WLTPモードの航続距離約740kmを実現する、85kWhバッテリーパックを搭載している。このバッテリーパックを搭載すれば約640km以上の航続を確保できるはずで、優れた数値と言えるだろう。
プロトタイプのデザインを見ると、新しいサイドシル、フロントバンパー、リアバンパーといったエクステリアの変更に加え、スプリッターやディフューザーといったエアロダイナミクスの強化が施されている。インテリアには、スポーツシートや専用ステアリングホイールなどが採用される見込みだ。そして、AMGサスペンションチューニングによるドライビングダイナミクスの向上と、さらなるドライビングプレジャーの向上、グリップ力の高いタイヤと大型ブレーキも期待できる。
メルセデスAMG CLAの正式デビュー時期はまだ不明だが、おそらく2025年中だろう。
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