メルセデスAMG・チーム・フェルスタッペン・レーシングのドライバーであるダニエル・ジュンカデラは、マックス・フェルスタッペンのニュルブルクリンク24時間への参戦は、4度のF1チャンピオンとそのGTレーシングチームにとって「素晴らしい機会」であると語った。
ジュンカデラはADACラベノール24hニュルブルクリンク(ニュルブルクリンク24時間レース)のベテランであり、これまでに8回の出場経験がある。彼は今年、フェルスタッペンとともに、ルーカス・アウアー、ジュール・グーノンとチームを組み、フェルスタッペン・レーシングの3号車メルセデスAMG GT3エボをドライブする。
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「マックス(・フェルスタッペン)はモータースポーツ、そしてこの種のレースに対して非常に情熱的だ。我々はその機会を最大限に活かさなければならない」とジュンカデラはSportscar365に語った。
「ドライビングスキルと純粋なポテンシャルの面では、マックスに言うべきことは何もない。彼は最初のラップから明らかに天性の才能を発揮している」
ニュルブルクリンクでのGT3スタイルのレースにフェルスタッペンを適応させるうえでの自身の役割について、ジェネシス・マグマ・レーシングのハイパーカー・ドライバーであるジュンカデラは次のように述べた。「僕の役割は、耐久レースにおける忍耐という側面において大きかった。それは彼が経験したことがないため、本来欠けているものだ」
「24時間レースでは、最初の2~3時間でさまざまなことが起こるが、それが最終的にレースの結果を決定づけるものではないこともある」
ジュンカデラは、「冷静さを保ち、リスクを管理すること」がフェルスタッペンの学習曲線の一部であると付け加えた。
「彼はトラフィックの中で非常にアグレッシブな走りをしている。それが功を奏し、今のところはうまくいっている。彼は非常に直感的で、我々よりもはるかに多くのリスクを冒しているからだ。しかし同時に、それは24時間レースにおいてつねに念頭に置いておくべきことだ」と彼は語った。
「彼はおそらく、NLSの4時間レースと同じようなアプローチで24時間レースに臨まないだろう。なぜなら、より多くのリスクがあるためだ」
「夜間の走行は、僕が過去の経験を活かせるところだと思っている」
このスペイン人ドライバーは、チームの勝利の可能性を控えめに語り、勝つためには「適切な時に適切な場所にいる」必要があると述べた。
「僕たちは皆、当然勝ちたいと思っているし、(マックスは)とても負けず嫌いな性格だが、非常に柔軟な心構えでいなければならない」とジュンカデラ。
「僕はいつも、ニュルブルクリンクがレースの勝者を選ぶと言っている。なぜなら、多くのシナリオにおいて非常に多くの運が絡んでくるため、時として宝くじのようなものになることがあるからだ」
フェルスタッペンのチームは今シーズン、ノルドシュライフェのメインイベントである24時間レースに備えるため、NLSニュルブルクリンク耐久シリーズの数ラウンドに参戦した。
フェルスタッペン、ジュンカデラ、グーノンのトリオはNLS第2戦の決勝でトップチェッカーを受けたものの、タイヤの使用セット数に係る違反によりレース後のペナルティを受け、結果的に勝利を剥奪された。
アウアーは4月のN24予選レースでフェルスタッペンとチームを組んだ。このコンビは週末の第2レースの大部分で勝利を争っていたが、メカニカルトラブルにより優勝争いから脱落している。
この挫折にもかかわらず、アウアーはSportscar365に対し、チームはマックスのデビューに向けて「非常に順調に準備ができている」と述べた。
「僕はすでにノルドシュライフェでの経験があるが、このような過酷なコースでリズムを取り戻すには珠海を重ねる必要がある」と語ったアウアー。
「ドライバーとしては、自信を持つためのセットアップの微調整がすべてだ。4人のドライバー全員が、そこでレースをするうえで自信を持てるクルマにする必要がある」
「僕たちはつねにコミュニケーションを取るようにしている。もし誰かがあるコーナーで何かを学んだら、当然それを共有する」
メルセデスAMGのファクトリーエースである彼は、ニュルブルクリンク24時間はドライバーにとって独特の難しさあると説明し、次のように付け加えた。「トラフィック管理がこのレースを非常にタフなものにしているが、それがこのレースを特別なものにしている」
「適切なスピードと、適切なバランスを持ち、あらゆる天候条件を生き抜かなければならない。我々にも(勝つ)チャンスはあるが、他の多くのマニュファクチャラーも万全の準備を整えてきている。だから、多くのマシンが争いに加わることになるだろう」
■注目の的になっても「アプローチは変わらない」とアウアー
アウアーは、フェルスタッペンがこのカテゴリーに携わることでGT3レーシングは“黄金時代”を迎えている信じており、F1ドライバーとマシンを共有することは「光栄」であると付け加えた。
「これまでにも多くの元F1ドライバーが同じようなことをしてきたが、現役のF1チャンピオンがF1シーズンと並行して、このようなことをするのは初めてだ。これは本当に特別なことなんだ」
「だから、僕にとっては本当に大きな尊敬の念しかない。F1のスケジュールは移動も多くて過酷なのに、こうして時間を割いて別のレースを行うなんて信じられないことだ」
31歳の彼は、フェルスタッペンがチームにいることで、ウインワード・レーシングが運営するエントリーへの注目度が高まっても、パフォーマンスに対するプレッシャーが増すことはなかったと説明した。
「最初の数日間は、突然すべての視線が自分たちに注がれるので、少し圧倒される感じがする。ファンからの注目も、メディアからの注目も、そのすべてがすごいんだ」とアウアー。
「それを理解し、自分がコントロールできることに集中し直す必要がある。明らかに全方位から多くの注目を集めており、巨大なイベント、おそらくニュルブルクリンクでこれまでで最大のものになるだろうが、僕にとって取り組む姿勢に変わりはない」
「僕はそこで何年もレースをしてきた。まだ勝つ喜びを味わってはいないが、今年も挑戦し、もしダメならまた挑戦するよ」
[オートスポーツweb 2026年05月14日]
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