イギリスのシルバーストン・サーキットを舞台に、F1第11戦イギリスGPのフリー走行2回目が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップとなった。
土曜日こそ雨が降る可能性が高い予報となっている今回のグランプリだが、この日のサーキット上空には青空が広がり、FP2は気温26度、路面温度42度というコンディションで開始時刻を迎えた。
■アルファタウリ、F1イギリスGPで大幅アップデート投入。空力効率の向上が大きな狙いに
このセッション直前に行なわれたFIA F2の予選終了が遅れたことにより、FP2のセッション開始は5分ディレイとなり、現地時間16時5分から1時間のセッションがスタート。まずはミディアムタイヤまたはハードタイヤで、各車が走行を開始した。
今回、アップデートを持ち込んでいるチームも多く、このFP2でも気流を可視化するフロービズペイントを施して走行するマシンが見られた。
セッション序盤にトップに立ったのはフェルスタッペン。FP1では使わなかったミディアムタイヤで、1分29秒550をマークした。セッション開始から10分が経つと、セルジオ・ペレスがトップタイムを更新。レッドブルがワンツーとなった。
フェラーリのシャルル・ルクレールは電気系のマシントラブルでガレージから動けず。コース上ではそのチームメイトのカルロス・サインツJr.がレッドブルに負けじと1分29秒083までタイムアップし、トップに立った。
また、前戦オーストリアGPでアップデートを投入したマクラーレンは2台揃って上位に。オスカー・ピアストリがミディアムタイヤで4番手、ランド・ノリスがハードタイヤで7番手に食い込んだ。アルファタウリの角田裕毅も、ハードタイヤで8番手とそれに続いた。
各車一旦ピットに戻り、2セット目のタイヤに交換した。中でもフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)はいち早くソフトタイヤを投入して予選シミュレーションを開始。2番手までポジションアップした。
これを皮切りに続々とソフトタイヤでコースインするマシンが増えていった。ここでフェルスタッペンは、1分28秒078を叩き出してトップに。サインツJr.のアタックは0.022秒届かず2番手となった。
驚きなのは、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが3番手に飛び込んだこと。今季これまでは直線で速いという評価が大半だったウイリアムズだが、高速コーナーが重要なシルバーストンでFP1に続いて上位に食い込んだ。またチームメイトのローガン・サージェントも5番手と、かなりのパフォーマンスを見せた。
セッション折り返しとなる頃には各車のアタックも落ち着き、各チームがロングランを開始した。フェルスタッペンはソフトタイヤで1分33秒前半の周回。サインツJr.はそこからコンマ数秒遅いペースだった。
各車が精力的にロングランを行なう中、60分のセッションは終了。セッション終了直後にはニック・デ・フリーズ(アルファタウリ)が右フロントタイヤのパンクに見舞われたが、幸いクラッシュにはならなかった。
フェルスタッペンはFP1に続きトップとなり、6連勝に向けて視界良好な滑り出し。ソフトタイヤのロングランでは最後のラップでタイムを上げる余裕も見せた。
2番手サインツJr.は、1発のアタックではフェルスタッペンに肉薄したものの、ロングランではやはり一歩遅れているような印象。結局ルクレールがこのセッションで全く走れなかったこともチームにとっては痛手だろう。
ウイリアムズはアルボンが3番手、サージェントが5番手と好位置につけて初日を終えた。ロングランでも大きく遅れているわけではなく、上位に食い込んできそうな予感を感じさせる。
角田はセッション前半こそトップ10に入っていたが、最終的に18番手。デ・フリーズも19番手と、今回アップデートを持ち込んだアルファタウリの2台は下位に沈んだ。
ロングランでは1分34秒台でラップを重ねるチームも多く、予選が非常に重要になってくるだろう。しかし土曜日は雨の確率が高い予報。いかに上手くコンディションに適応し、アタックをまとめるかが予選の焦点になってきそうだ。
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