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レクサスが新「スポーティクーペ」世界初公開! L字ライト光る「LF-ZC」お披露目! 26年発売の「次世代モデル」の特徴とは

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レクサスが新「スポーティクーペ」世界初公開! L字ライト光る「LF-ZC」お披露目! 26年発売の「次世代モデル」の特徴とは

■ついにレクサスが「LF-ZC」を世界初公開! 「クルマ屋がつくる次世代BEV」ってどんなモデル?

 レクサスは「ジャパンモビリティショー2023」において、「LF-ZC」を世界初公開しました。
 
 2026年に投入される次世代BEVの第1弾となるモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。

【画像】レクサスが「斬新スポーツクーペ」世界初公開! これは凄い! 画像を見る!(64枚)

 トヨタは2023年4月に行われた新体制発表会で今後投入する予定の「クルマ屋がつくる次世代BEV」の存在が示唆しました。

 翌5月の2022年度決算の場でも次世代モデルに関連する発表が行われています。

 ここでは「ソフトウェアプラットフォーム」「電子プラットフォーム」「車台」の全てを刷新するという、これまでのクルマづくりの概念を変える存在だと説明しています。

 また同年9月には「トヨタテクニカルワークショップ」のものづくり取材会が行われ、次世代BEVの生産・開発を見据えた現状を公開しました。

 そんな次世代BEVについて、レクサスインターナショナルの渡辺剛プレジデントは「2026年には車体のモジュール構造を変革し、生産方法を大きく変える他、ソフトウェアプラットフォームを全面刷新した次世代のバッテリーEVをレクサスから導入します」とコメントしています。

 そして今回、ジャパンモビリティショー2023にて、その次世代BEVがお披露目されました。その名も「LF-ZC」と名付けられたモデルです。

 レクサスの次世代BEVとなるLF-ZCについて、チーフブランディングオフィサーのサイモン・ハンフリーズ氏は次のように語ります。

「新しいモビリティには、ユーザーニーズを満たす必要があり、例えば車両レイアウトを根本的に変えることが必要です。

 次世代アーキテクチャでは、人間と機械のスペース配分を根本的に変えることを可能にします。

 次世代アーキテクチャで、ドライバーは前方に移動し、より小さな車体の中により広いスペースを生み出します。

 車体のフロント部分は劇的に小型化され、驚異的な見晴らしの良さを実現します。

 人は低い位置に座り、流麗で美しいシルエットを生み出すと共に高い運動性能をもたらす低重心など、美しさを全く失うことなく実現します。

 LF-ZCはそうした努力の成果であり、2026年の登場をすでに宣言しています」

※ ※ ※

 実際に公開されたLF-ZCのスタイリングは、低いフードから連続するなめらかなシルエットとなり、ボディ後方に向けて絞り込んだキャビンで高いエアロダイナミクス性能とワイドスタンスを実現しました。

 フロントフェイスには、レクサスのアイデンティティとなるL字ヘッドライトを採用する他、空力を意識したバンパー造形となっています。

 リアには絞り込んだボディのエンド部分に「LEXUS」と書かれたエンブレムが付与されることで、スポーティな印象を与えてきます。

■トヨタ・レクサスが投入する次世代BEVの考え方とは

 トヨタ(レクサス・GR)のコーポレートとしての電動化・知能化をけん引するレクサスが2026年に市場導入を目指したもので、すべてのコンポーネントをコンパクト化することで、低重心で凝縮感のあるフォルムと、伸びやかな室内空間を両立したと言います。

 ボディサイズは全長4740mm×全幅1880mm×全高1330mm、ホイールベース2890mmとなり、低ハイト電池と周辺コンポーネントのコンパクト化により、レクサス「LC」よりも短く、トヨタ「RAV4」よりも背が低いスタイリングです。

 またBEVで注目されがちな航続距離は、高エネルギー密度を実現する電池を搭載。

 これにより従来電池の615kmと比べて新電池は1000kmとなる1.7倍に。また充電時間は従来の30分から20分になると言います。

 LF-ZCについて、2023年5月に発足したばかりのBEV専任組織「BEVファクトリー」の加藤武郎プレジデントは次のように語ります。

「LF-ZCに搭載される新電池は低ハイトかつ高エネルギー密度を実現する電池でバッテリーEVの進化を狙う大切な技術です。

 この低ハイト電池と周辺コンポーネントの小型化より、唯一無二のスタイリングを実現。従来の性能を大きく向上させ、航続距離は1000km。充電時間は20分です。

 小型コンポーネントでクルマの形を変えます。バッテリーEVは車両の中央床下に電池があります。

 そのため航続距離を伸ばそうとすると、電池の搭載量を増やすため、電池スペースが長くなり、ホイールベースを伸ばす必要があり、その結果としてデザインが間延びした大きなボディになりがちで、これはまさにデザインの制約です。

 今回の新しい高性能電池は同じ体積であってもエネルギー量が大きく、電池の搭載量を減らすことができるため、ホイールベースを短縮でき全長をダウンサイジングすることができます。

 このように新しい電池と小型e-AXle、小型エアコンなどの組み合わせにより、BEVでありながらレクサス「LC」のようなスペシャリティカーのように低く、押さえたスタイリングすることが可能です。

 またシャシとボディの素性を鍛えて走りを変えるため。フロント・リアともに新開発のサスペンションを搭載。

 さらにギガキャストでは多くの部品を一体化することで、工場の景色を変えるのみでなく。高剛性ボディを生み出します。

 唯一無理のスタイリングにふさわしい走りの質感鹿とレスポンスにこだわり開発を進めてまいります」

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みんなのコメント

2件
  • osi********
    テールに向かうサイドのデザインが鈍重。真後ろの下半分の横長長方形はレクサス級に超ダサい。
  • motorider
    若い世代ならこのクルマをカッコイイ!と言うのか?私は不格好なクルマにしか見えない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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