F1は、2021年に全面的なレギュレーション変更を計画しており、マシンも一新される予定だった。しかし、新型コロナウイルスが世界的に流行したことで、技術規則の変更が2022年まで遅れることとなった。
世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルス。F1はすでに8レースの延期・中止を発表しており、収益の悪化とチームへの分配金の減少が予想される。
■F1のファクトリー閉鎖期間がさらに延長へ? チーム側は「コスト削減になる」と歓迎
こうした不安定な状況の中での大幅な支出増加を避けるため、技術規則の刷新を1年遅らせ、2021年も現行マシンでレースを行なうことで全チームが同意。今年中の新車開発も禁止されることとなった。
しかし、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、技術規則の変更をさらにもう1年遅らせることについて、他のチームからある程度の合意を得られたと語った。
「2021年に(新規則のマシン)開発費を負担するのは、全く無責任だと感じるので、我々は新しいレギュレーション導入をさらに1年遅らせることについて話している」
ホーナーはBBCスポーツのインタビューでそう語った。
「ある程度の合意が得られていると思えるが、新レギュレーションの導入を2023年にし、それらの開発コストの負担を2022年に先送りにするにはFIAによる承認が必要だ」
「我々が今、最も必要としているのは安定性だ。変更をするたびにコストが生まれる。安定性を求め、可能な限り今のマシンを維持することが、コストを削減する最も信頼できる方法だ」
技術規則の導入は遅れるものの、財政レギュレーションは当初の予定通り、2021年から運用される。チーム間のギャップを減らし、より競争を激しくするため、1億7500万ドル(約188億円)の予算制限が設けられるのだ。
ホーナーは、予算制限について”積極的かつ健全な議論”が行なわれたものの、コロナウイルスがもたらす財政的な危機に対しては、効果が限定的だと感じているという。
「予算制限は天井だ。私が考える限り、それはほぼ副次的なものだと思う。それはレースをするためのコストを削減している」
「一方で、シャシー開発の60%を凍結すれば、それがレッドブルだろうとウイリアムズだろうと、チームの運用コスト削減に劇的な影響が及ぶだろう」
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