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トヨタ「アクア」消滅危機!? 強敵「ヤリス」との同士討ちにも勝てるのか?

■人気はいつまで続く? トヨタ「アクア」9年目でどうなる?

 トヨタ「アクア」は発売から丸8年が経過し、9年目を迎えているハイブリッド専用のコンパクトカーです。これまでに2度のマイナーチェンジを受けて商品力が強化されてきたものの、クルマのモデルチェンジ周期が5年から7年といわれるなか、いよいよモデル末期となっています。

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 そんななか、2020年2月10日にトヨタから新型コンパクトカー「ヤリス」が発売されました。ほぼ同じカテゴリーの新型車が登場したいま、アクアの立ち位置はどのようになっているのでしょうか。

 新型ヤリスは、フルモデルチェンジを機に日本名「ヴィッツ」から車名が改められ、海外名の「ヤリス」として登場したモデルです。

 搭載されるパワートレインは1.5リッターガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムと1.5リッターガソリンエンジン、そして1リッターガソリンエンジンの3種類で、そのうち1.5リッターエンジンは新開発されたものが採用されています。

 新型ヤリスのハイブリッド仕様のシステム最高出力は116馬力と、アクアのハイブリッドシステム(システム最高出力100馬力)よりもパワフルです。

 さらにハイブリッド仕様の燃費はWLTCモードで36.0km/L(HYBRID Xグレード)と、世界トップレベルの燃費性能を実現しました。

※ ※ ※

 最新のコンパクトカーとして高い性能を誇る新型ヤリスに対して、2011年12月に発売されたアクアはどのような特徴があるのでしょうか。

 新型ヤリスとアクアのボディサイズを比較すると、新型ヤリスが全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm、アクアが全長4050mm×全幅1695mm×全高1455mmとなります。

 アクアは全長が110mm長く、全高は45mm低いため伸びやかな寸法となっていることがわかります。

 アクアはこれまで販売実績が好調で、日本自動車販売協会連合会が発表する登録車販売台数ランキングにおいて、モデル末期の2019年も総合5位を記録しています。

 しかし2020年1月単月の販売台数ランキングでは総合8位となるなど、新型ヤリス登場前の買い控えが起きている兆候も感じられます。

 トヨタの販売店スタッフはアクアについて次のようにコメントします。

「多くのラインナップを持つトヨタブランドのなかで、ヤリスとともにアクアはエントリーモデルに位置しています。

 現在、ヤリスはネッツ店(東京では全店)のみで扱っていますが、2020年5月以降は全店舗で扱うことになっているので、これによって販売店での『アクアとヤリス』の比較検討が起きることは必至です。

 後席の広さとしてはアクアの方が上だと思いますが、全体的なスペックでは当然ヤリスが上なので、アクアのユーザーはヤリスに移るのではないかと思っています」

 しかし、トヨタは新型ヤリスの登場まであと数か月に迫った2019年10月4日に、アクアの特別仕様車「グランパー」を発売しています。

 アクア グランパーはドアミラーカバー、アウトサイドドアハンドル、ホイールキャップなどにブラックカラーの加飾を施した仕様で、アウトドアレジャーにも似合う外観となっています。

 これにより、既に設定されているSUVテイストの上級グレード「クロスオーバー」とともに、SUV風の外観を好むユーザーの需要に応えるグレード体系を確立しました。現状、新型ヤリスにはSUV風の外観を持つグレードは存在しません。

 また、アクアの車両価格(消費税込、以下同様)は181万8300円からとなっている一方、新型ヤリスのハイブリッド仕様は199万8000円からと、ハイブリッド仕様のエントリーモデル同士ではアクアの方が割安です。

 そのため、しばらくの間は新型ヤリスとアクアは共存し続けるものと見られます。

■「カローラ」と「プリウス」 トヨタ看板車種同士の戦いとは

 新型ヤリス、アクアと似た関係性を持つクルマとして、トヨタ新型「カローラ」と同社の「プリウス」があります。

 トヨタ新型「カローラ」は、セダン(カローラ)とワゴン(カローラツーリング)が2019年9月17日に発売されています。

 そして2018年6月に先行発売されたハッチバック(カローラスポーツ)、そして併売される旧型のセダン(カローラアクシオ)、ワゴン(カローラフィールダー)の5モデルでモデル体系が構成されている状況です。

 それぞれのモデルにハイブリッド仕様とガソリン仕様が設定されています。

 そして新型カローラ/カローラツーリングの初期受注にあたる2019年9月17日から10月16日の1か月間では、カローラが約5400台(月販目標台数1700台)、カローラツーリングが約1万3700台(月販目標台数5400台)の受注を獲得。

 カローラシリーズ全体では約2万2000台の受注を記録し、いずれも月販目標台数を上回る結果となりました。

 そして日本自動車販売協会連合会が発表する販売(登録)台数ランキングにおいても、2019年10月にカローラとして11年ぶりとなる首位を獲得した後、11月・12月も連続首位を獲得。

 フルモデルチェンジが功を奏し、いま売れ行き好調なモデルとなっています。

 一方、トヨタ「プリウス」は現行型カローラに近いボディサイズを持つハイブリッド専用車です。ハッチバックの基本モデル(プリウス)に加え、ミニバン/ステーションワゴンタイプのボディに変更された「プリウスα」、そしてPHEVシステムを搭載した「プリウスPHV」の3モデルで構成されます。

 新型カローラとプリウスのボディサイズを比較すると、新型カローラが全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm(セダン)、プリウスが全長4575mm×全幅1760mm×全高1470mm(基本モデル)と、プリウスの方が若干ボディが大きいです。

 現行型のプリウスの登場は2015年12月(基本モデル)となっていて新型カローラより古く、2020年5月以降はトヨタは全店舗で全車種を取り扱う体制へ変更されることから、プリウス(2020年5月以前から全店舗取り扱い)と新型カローラ(2020年5月まではカローラ店専売)で販売競争が起きることが予想されます。

 プリウスは2019年の登録車販売ランキングで4月から7月に4か月連続で首位となり、2019年の年間ランキングでは首位となりましたが、2020年1月のランキング順位は7位と、新型カローラ(同月ランキング2位)に押され気味です。

 こうしたことから、いわずと知れたベストセラーカーである「カローラ」が新型モデルで人気が復活したことで、プリウスへの影響が続くことも考えられます。

 しかし、トヨタの販売店スタッフによると「プリウスは知名度も高くプリウス自体にブランドとしての力があるため、指名買いされることも多いです。また、先代モデルからの買い替えもあります」ということから、こちらもアクアと同じく、モデル消滅とはならなさそうです。

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